/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

あたらしいカメラと向き合った

20140808|Sunset
街はあっという間に真っ白になった。濃淡や奥行きを感じても、感じても、白は白。夏にこのしゃしんを撮った場所は、今自分がいる場所よりも、もっと白の中に在るのだろうなぁ。

珍しく、はてなブログ今週のお題今年買ってよかったもの」に乗ってみる。

カメラを持って、しばしばしゃしんを撮っている。最初はおそるおそるだった。フィルム式の一眼レフで、明るくはなくて距離の稼げる望遠ズームレンズを、がんばってつけた。しゃしんを撮る場所は暗く(それは今もあまり変わらない)、フィルムも現像代も高く、消去は利かず、祈るように(といいつつ時として不用意に)シャッターを切っていた記憶がある。

それから幾年か過ぎ、またしゃしんを撮り始めたのが6年くらい前だった。SONYα200というカメラを家族(当時)共用で遣うようになって、共用といいつついつしかほぼ自分が遣うようになっていて、そこに、ふと見つけたミノルタの明るい単焦点レンズを合わせた。その秋にFlickrを遣い始め、気がつけば、10000枚ほどしゃしんを其処にあげていた

6年ほど固定であったカメラのラインナップを変えようか…というのは、去年あたりからじわじわと考えていた。不調が続いたというのもあったかもしれない(本体ばかり)。ただ、しゃしんを撮る機会が少なくもなるのかな、とは、考えた。現状維持を続けているうちに年が明け、気がつくと消費税率のUPは目前になっていた。買うなら税率が5%のうち、というのは、考えないでもなかった。

しかし、ものを買うというのは、結局タイミングなのかな、と。その検討は、3月の末にしゃしんを撮って、10000枚目のしゃしんをFlickrにあげて、それから一気に進んだ。4月になっちゃったのは、そのときの自分の時間配分がアレトソレトコレばかりだった…所為もあるのだろうが、その、3月末に感じたいろいろなことが、引き金になってたんだろうな。もう少しだけでも、前に進めたらいいなぁ。そうとでも思ったのかなぁ。

そして、消費税率はもう8%だったけど、案外お得に、カメラを、マウントごと切り替えた

ペンタックスのカメラを手にしてまず驚いたのは、その発色の鮮やかさだった。ぱっと目に飛び込んでくるものがあって、しばしば見ている側が驚いた。
20140501|Panasonic-TUSG

そして、腕が上がったかどうかは(重くなったので別な意味で腕の負担は増えたが)別な話として、ほんのちょっとだけ、追えるものが増えて、しゃしんを撮るのがまたたのしくなった。
20140608|TokaiSapporo-Sapporo

いい買い物が出来たのだろうと思っている。思い切ったなとは思うが。

なお、6年連れ添ったα200、今もしばしば引っ張り出すことがある。あとから買った単焦点レンズの使い心地がよくて、ふと景色を撮ったりするときには、やっぱり今はまだこちらなのだ。
20141116|between autumn and winter

ペンタックス単焦点といえば…ちょっと気にはなっている。いえ、べつに。でも、ちょっと、撮りたいな、ポートレート(ぇ