/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

チームが在ればいいのか


[9月7日撮影。ベンチにいるレバンガのウルタドHCも、退任した]

チームが在れば、チームがそこにのこれば、なにがしかの望みや思いは繋げられるのだと思っていたのだが、どうも、それも、考えが浅かったのだろう。
どんな立場で、どんな思いを乗せるかによって、ひとつであったはずのものが、ばらばらになってしまう。誰が悪いじゃない。そのことを、とても怖いと思った。それまでの熱量も一体感もどこかに飛んでいって、仲良く並んで見ていた誰かと睨み合いになってしまう。抱き合っていたはずのひとたちが、目を合わせなくなる。そんなことになったら、なるのだとしたら、なってるのなら…厭だ。

チームってなんだろうか。単なるガワではない。シーズン始まる前のロボッツと、開幕した頃のロボッツと、そしてその気になったら年内に1度見に行くロボッツと、同じチームなんだろうか。選手を軸にして見ると、それは「変わっちゃった」になるのだろうが、チームそのものを拠り所にしている観戦者にとっては、連続性のあるものとしてそこに続いていくことで、その先に楽しみが続くことにもなるわけだろうし(実際、頭3文字を同じくする別なチーム…について、自分はそうやって見続けてきているってのはあるし)。その問いかけ自体も、既に、それぞれに別々の答えが返ってくるものになっているんだろうなと。「あのケースとそのケースは違う」とか「いっしょにするな」とか、いろいろあるけれど。わからないままのことも、いっぱいあるけれど。続いていればいいことがある、とか、無責任には言えないけれど。

バスケットをちょこちょこ見に行くようになったのは、札幌に来てから。札幌に、難しい歴史を越えたチームが在り続けているからこそ、叶うことではあるのだ(ということに気がついて、また心乱れる)。

さっき貼ったしゃしんに写っている選手。ちょもさん。初めて9月7日のプレシーズンマッチで見て、ちょこちょこ途中出場しているのを見て、気になった。しかし、その後、暫く姿を見ていなかった。わたしがカピオでチームを見たときには、別部隊で稲刈り体験をしていたようだ。開幕後、千歳でも見かけなかった(こう書くと、なんだかやたらとロボッツ見てるなぁ。ほとんどアウェーだけど)。そしてこのたびの11人自由契約の中に名前はあったが、選手からの連名文書には名前がなかった。そして、再契約…となったもよう。その行間に何をどう読んだらいいのか。
チーム公式サイトは9月で実質機能が止まっていて、日程表示だけがリアルタイムに時を刻んでいる。そしていろいろ落ち着いて、改めて12/5現在の所属選手リスト(最初ついーとでちょと前のが飛んできて切れそうになったお)を紐解いた。そして、改めて、きゃぷてんはそこにいる、ということを目の当たりにして、いちど深呼吸をした。

23日、見に行こうかな。心をざわざわさせながらじゃないと、見られない試合になりそうだけど。