/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

対岸の、なのかどうかもわからないけど震える

NBLに所属するバスケットボールチームのつくばロボッツが、運営会社の経営不振に伴い、リーグ管理下に置かれて今シーズンを戦うこととなった。
http://www.nbl.or.jp/nbl/archives/4145

NBLは先週開幕したばかり。開幕戦をホーム・つくばカピオ(サイバーダインアリーナ)で迎えるつくばロボッツは、かなり前から選手主導で「開幕戦満席プロジェクト」を掲げ、各所で活発にPRをしていた。わたしはつくばに住んでいるわけではないので*1オフラインでどういう状況であるかはあまりよくわかっていないが、少なくとも目に入るオンラインの範疇では非常に精力的にアピールしていたように見えた。それが、開幕を目前にして、所属選手による「これが最後かも知れない」という内容のついーとが流れてきた。チアがいなくてチームスポンサー広告もない状態で、ホーム開幕戦がおこなわれて、それでも1000人近い観客がカピオを埋めたと聞いた。カピオに1000人、というのは、2009/10あたりの、サンガイアホームゲームでのV・チャレンジ最終日水準である。

先月は巡り合わせの妙で、ロボッツを2回見た。1回目は、9月7日、北海きたえーるでおこなわれたレバンガとのプレシーズンマッチにやってきたとき。

2回目は、9月20日、カピオでおこなわれた「2014つくばスポーツフェスティバル」のとき。

今にして思うと、既にこのあたりでは…だったのか、とか、要らんことを考えてしまうのだが、考えてどうにかなるわけではなく。(そもそも選手の移籍補充とかそういうの、どうやって切り抜けたんだろうとかそういうふしぎふしぎもあったりするのだが。

「リーグ管理下」といえば「レラカムイの時」以来である。レラカムイ、からの、レバンガ…までの経緯に関しては、ちょうどわたしがこちらに来る前に展開されていたことで、詳細をよく知るわけではないが、来た頃には、まだレラカムイのラッピングタクシーが走っていたなぁとかも思い起こす。このたびのロボッツの件に関しては、状況はまたちょっと違うのだが、なんというか、いろいろもの思う。

そして「つくば『でも』難しかったんだろうか…」などという声を聞くと、もちろん、どうしても、同じつくばで活動するサンガイアのことを思わずにはいられない。こちらはこちらで、選手は選手に専業出来ているわけではない。いろいろ厳しい状況を抱えながら、あたらしいシーズンの開幕に向けて歩を進めている。その状況がわからん、もどかしい、リリースまだか、と言いつつずっと気に掛けている。ロボッツのことが、対岸のなにやら、であるわけがない。
何にせよ、「チームを保たせる条件」を満たせる何かしらの活動が、見る側に出来るのかどうかがわからない。そのあたりが、ほんとうにほんとうにもどかしい。

自分がねがうナニカについて、ねがいが叶うために、なにかできることはあるのだろうか。
11月、ちょうど千歳のレバンガホームゲームがロボッツ戦である。V・チャレンジリーグの開幕を、サンガイアホームゲームで迎えたあとである。何の効果になるわけでもないのだろうが、それでも見に行ければと思っている。レバンガの今シーズン始めにもなるだろうし(来週ホーム開幕だけど、行けませんでの)。

*1:そりゃ住みたいと思うくらいになることは何度でもあるが、それはそれとする