カーネーションが、また終わる
この4月から、NHKのBSプレミアムで月〜土7:15から放映されていた、連続テレビ小説「カーネーション」の再放送が、あす最終回を迎える。明日は天皇杯の観戦で朝から千歳に向かうところ、見られるかなぁと若干気になっていたのだが、起きられれば見られることが判明したのでほっと一息ついている。
この半年、出勤が早めのとき(月の1/3くらい)とか出先で朝が早いときなど以外は、たいていテレビの前で*1見ていた。カーネーションはリアルタイムでの放映が2011年10月からの半年だったのだが、この時期はちょうど東京で「最後の」秋リーグを経て札幌に戻ってきたばかりの頃。前半はあまりちゃんと見ていた記憶が無かったため、今になって補完したポイントも多かった。
リアルでは年が明けての2012年3月3日放映、だったのをよく憶えている、尾野真千子扮する糸子の最終日。この回はとても印象に残っていて、録画もしたほどだったので、もう一度見たいと思っていたのだが、よりにもよって出先の宿で食事をしていた(から部屋のBSを見ることが出来ず)ので見られなかった。帰ってから録画を紐解いて、改めて震えた。そして見進めていて更に驚いたのは、リアルタイムで見ていた当時よりも、夏木マリになってからの晩年の1ヶ月が、見ていてとても心に響いたことであった。
3年近く経って、自分の中で何がどう変わったんだろうな、とは思った。確か岸和田に行ってみたのは、その夏木マリになってから1週間後くらいだった。ちょうど堺でおこなわれたV・プレミアリーグのレギュラー最終週、日曜に起きて試合を見に行く前に立ち寄ったのである。
あっそうか。あの堺こそが「あのときの自分を思い出しても今の自分が想像出来ない」の極致だったわけだなと…。人間、不思議だなぁと思わずにはいられない。
明日、録画しようかなぁ。
*1:慌ただしく支度をしながらのこともあったが