/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

応援とバレー(POWER of GREEN 2014余録)

なんとなく応じて書いてみる。→http://ameblo.jp/tokyoverdy-volleyball/entry-11893870093.html

なんどか考えを巡らせているテーマなのだが、まずはこの件についての自分の立ち位置、スタンス、考え方…を露わにしておく必要があるんだろうなと思っている。あくまでも、自分の。

  • 最近は見られなくなったが、東京ダービー東京ヴェルディFC東京=順不同=の対決)の、スタンドまで含めた雰囲気がとてもすきだ。
  • 戦うチームが(プレイする者も、見守る者も)その戦う姿を露わに出来るような雰囲気がとてもすきだ。
  • 応援する自陣のチームと、相手チームの、それぞれについての大切なツボを心得て、それをピンポイントに発動出来るのがすきだ。

[岩田コールが嬉しかった]

  • 応援する自由もしない自由もある空間であってほしい。
  • 自分の場合、座ってカメラを構えているから応援しているわけではないけれども、応援していないわけでもない。
  • 若い時分には多少思っていたのかも知れないが、「応援が何かを動かす」とは思っていないし、そう思うのは不遜なのだろうと(自分は自分のそれについて)思っている。

ざっくりとそんな感じである。

んだもんだから、今回の試合、わたしはその場所にいるのがとてもたのしかった。応援合戦というのともまた違って、双方の緑がそれぞれに織りなすその空間と、燃え上がるコートの中の選手と、全部ひっくるめてだいじな思い出になった。あぢぃのはご勘弁をであったが、あぢかったのもふくめてその雰囲気である、といわれたら…それもそうだなと*1ヴェルディのチャントを耳にしながら「かとうー、かとうー、かとう、かとう、かとうー」の(どこかで拝見した)黒鷲後に加藤さんを送っていたときのチャントを口ずさんでいたりしたくらいだしなぁ。TVでサッカー見ながら(どこのチームのかは忘れたが、FC東京ではなくて、むしろ相手だったような気もするのだが)気がつくとバレー会場で憶えたあーべあーべあべあーつし、とか歌っていたりしたなぁそういえばとか。

ただし。

あくまでもそれは自分自身の感想である。見る人見る人にそれぞれのバックグラウンドや感じ方や好きや嫌いがあるなかで、最大公約数を追い求めることは、現状では必要なのだろうな…と。

いろんな嗜好があるひとが、その空間の中で棲み分けられればいい話なのである。棲み分けの方法にはおおきく分けてふたつあり、その場所がおおきくて場所を選べること、催しが単一で細分化されていること。そのどちらかが満たされる可能性が低い現状では、ある個人にとっての「たのしい」は、ちょっと横によけておいた方がよいのかもしれないなぁと…どうしても。

(関連)共通点はひとつだけ - /ja あやつる YmrDhalmel リンク切れしてしまったが、ここに貼っていた画像は、ゲランのメテオリット ビーユの商品写真。

バレーボール同様「企業」と「クラブ」が混在している(いた)バスケットの殊にNBL(界隈の流れ)に関しては、現在ほぼホーム&アウェーでの開催がなされていて、試合によってその雰囲気が違うと聞いたことがある。わたしはレバンガのホームゲーム以外を知らないから、そのことについて語る口を持たない。ただ、レバンガホームを数試合見ていただけでも、確かに相手チームによっての若干の違いはあったんだろうなと。シーズン終盤に見たリンク栃木ブレックスとの2連戦、それがすごくたのしかった。

…つらつら考えていたら、どうしても、応援についての自分の思考は「ホームアンドアウェーガー」ということについて考えを巡らせていくことを避けて通れなくなってしまっていた。だから、ここで打ち止め。もうそっちのことを考えるのが、自分の中で困難になってしまっていて。

シーズン開幕前に、もういちど緑対決があると聞く。8/31、牛久。今は、「可能な」空間で、愉しめれば、まずは幸い。そのほかのことは、置いておくし、そこでは、たたかわないつもり。

余録

  • ふと思ったんだが、サッカーの「インプレイ」と、バレーの「インプレイ」って、その感覚と間隔の違いがあるんだろうなと。サーブが放たれてからボールが途切れるまでの時間というのは、特別なんだろうかなとか。公式戦では、Vリーグがそういうことを意識して定めているレギュレーションなのかもしれないなぁ…
  • もう一点。つくば側(わたしはその横並びのところで見ていたのだが)は小学生くらいの方々がプレイ中にも旗を振っていたのだが、応援「させる」くらいならちゃんとプレーを見せようよ、と感じてしまう向きもあるのかもしれないな、とは、ふと思った。「この場所は応援エリアだよ」というのが何となく存在しているのが、桜というハコの特徴ではある。

*1:たたいて冷やすタイプの保冷剤が第1セット途中でその役割を果たさなくなった。カピオの雪といい、直前の台風さんご来訪の危機といい、なんなんだこの天候的試練w