/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

全日本インカレ男子、本日の北海道勢の結果

グループ戦から出場の4チームのうち、北海学園大学北星学園大学北海道工業大学はグループ戦での敗退が決定してしまった。北翔大学は16Gで北星学園大学に勝ち、明日1位通過を目指して国際武道大学と対戦する。

本日この記事にはタイトルが広すぎますがなという意味合いで?観戦していた北海学園の2戦についてまとめる。隣の広島大学がとても賑やかで気にかかったのだが、結局超激戦の4Gはあまりまともに見られなかったなぁというてるうちに、広島大学も敗退してしまった。

いろいろ予期していたりしていなかったりしていたことが一気におそってきて、なんだかあたまがへんになりそうである。今日で終わった方々は、ほんとうにおつかれさまでした。そしてありがとう。

[E1]愛媛大学 2-1 北海学園大学

25-22 20-25 28-26
E)44古鎌 16向 12濱田 9馬場 15萩山 19松井 L28福井
H)2曽泉 6土持 4斉藤 13鈴木 10和田 1坂本 L3高木
結局「先行したのは愛媛」だったのが最後まで響いたわけではあるのだが、いちど俵に足がかかってからの学園の粘りがとてつもなく見事であった。今季のベストゲームの座を勝った札大戦と争うんじゃないかと思ったくらいである*1
第1セット、愛媛が向のサーブで一気にリードを広げ、その後いちど北海学園が追いつき、もう一度愛媛が引き離して一時8点差がついた。終盤に愛媛のミスもあってじわじわ追い上げたところでセットが終わった。愛媛はサウスポーの#9馬場が非常に印象に残った。
何かのきっかけがどちらかに向くまではかなり粘っこく、切れた方が負け、切れるまでじりじりと攻め守ることで試合の流れを持ってくる、そんなシーズン終盤の北海学園における真骨頂が見えた。第2セットはサーブでしっかり攻めることが出来、終始リードを保った北海学園が取り、フルセットに突入した。
しかし、ファイナルセット、愛媛が飛び出す。北海学園の些細なほころびを衝き、一気にリードを広げた。北海学園はたまらずコートチェンジ前にタイムアウト2回を使い切る。13-6と愛媛が大きなリードを以てコートチェンジとなった。
そこから手に汗を握った。北海学園は愛媛のミスからブレイクを重ねて差をじわじわと詰め、ついに18-17と逆転した。そこから愛媛がリリーフサーバー#20松下のところでたたみかけ、再度22-19とリードを広げたが、北海学園も粘り、デュースに突入した。息をつく暇もないデュースは続いたが、最後はWSの萩山、そして萩山がサーブに下がったところでの向と連続して決めた愛媛が、間一髪のところで勝利を収めた。

[E4]駒澤大学 2-0 北海学園大学

25-17 25-15
K)25佐々木 4小田嶋 15鈴木 8飯田 9愛甲 1羽原 L29松下
H)2曽泉 6土持 4斉藤 13鈴木(2S途中-:8中村) 10和田 1坂本 L3高木
駒澤は秋の第1週に見たのだが、そのときとはけっこうメンバーが入れ替わっている。そもそも飯田が出てなかったり小田嶋がサイドだったり鈴木がリベロだったりしたなぁと遠い目。前のE1をじっと最前列で見つめていた羽原主将を思い起こしたりしていた。コート内がしらかばばんざーいだよねこれはね、と思っていたら、どうしても「未知のもの」にしたい陣営に「北海道の顔見知りのメンバーが」と切り返すはばらさんきゃーすてき、とコマスポの記事を見て唸ったりしたわけである。
第1セットは少しだけ嫌らしい立ち回りが出来たのかもしれないが、第2セットはかなりあからさまに色がでてきてしまった感がする。疲れの色とか勝負の白黒とかその他いろいろ。終盤はとにかく駒澤の壁にことごとくシャットされ、最後も小田嶋のブロックで一気に終了となった。
終わった。
…んだけど、実は今の時点ではあまりちゃんと認識できていないような気がしていて、次に練習を見に行ったら4年生がいない…みたいなことがあってから初めてじわじわとこみ上げてきてしまうような気もしている。
精一杯出せるものを出し切ったあああああああ、という2試合であれば良かったと思うし、実際そうだったと思う。秋リーグからずっと、チームはどんどん充実してきていた。そんなチームだから、勿論もう少し長く見たかった。しかし、週末に受け止めた思いの分は、ちゃんと発露できたんだろうし、それがとても嬉しかった。

おつかれさまでありがとうなのは、こちらのほうなのだよ。ほんとうに。
[:W300][でさきなのでむしゅうせいでおとどけします]

名古屋でしろうさんのラジオがオンエアされたらしい日に。

*1:勝てば逆転してた。たぶん