/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

2013天皇杯北海道ブロックラウンド

皇后杯はお向かい北翔大学で開催されていたのだが、結果を確認してはこなかったす…(札幌学院のキャンパスは、北翔を挟んで南北?に分断されていて、体育館は札幌寄りにあるのだが、そうとは知らずに逆側に向かってしまったので到着がぎりぎりになってしまった…)。

以下、見た試合の記録。じわじわと追記する予定。ことしは高校生チームがそれぞれのチカラを出しつつも、大人のチームが要所要所を締めてちゃんと番人になっていて、非常に引き締まったブロックラウンドになったなぁという感想。ただ、1日でやっちゃうのは、きびしかったかも…

※なお、皇后杯ブロックラウンドは旭川実業札幌大谷を下し、昨年に続いてファイナル進出を決めた。

→しゃしんはこちらから。試行錯誤多々。Emp2013|天皇杯 | Flickr

1回戦

[A1]東海大四高校 2-0 magic

25-13 25-10
4)6戸田 18古川 8小山 5柳町 7大竹 4藤村 L28外崎
M)17松村 11宮本 4佐藤 6板垣 15古城 14山岸 L1川崎
第1試合のみ同時進行。四高のフォーメーションがじつはよくわからない。最初に目玉の順番に並んでいるときにメモしたのだがこれでいいのかだんだん怪しくなってきた(だめじゃん)。とにかくセッター山下が出ていなくて、4藤村がセットしてたような気がするのだが、そうじゃなかったような気もするし。第2セットからは山下が入り、その次の試合と同じ布陣になった感がある。力のあるチームだなと思った。確か、ことしの2年の代にいい選手が集中したんだっけか。四高。

[B1]札幌大学 2-0 アイ・ディ・エフ

25-19 25-21
S)17大江 10トイード 7安藤 14小松 4松田 6小野寺 L8小山内
I)10角井 1池田 5柴田 4山本 7山川 14神原 L12鈴木
7月の北海道ラウンド(@小樽) を制してブロックラウンドに出てきたアイ・ディ・エフには去年札大で見たばかりのメンバーが2人ほどいて、何となく不思議な感がした。札大はリーグや選手権から若干メンバーが入れ替わっている。4年生はキャプテン登録の石井*1だけがベンチに入っていたが出場機会はなく、もともと3年生のいない札大は1-2年中心の、これからしばらくこうなのかなーという布陣に。しばしば競り合う機会はあったが、総じて札大が主導権を握っていた感。

[A2]北海道クラブ 2-1 とわの森三愛高校

23-25 25-18 25-20
H)6日下慎也 11淺井 10中田(2S途中-:20玉手) 7家近 18倉内 15日下慎吾 L13青島
T)2池田 10小林 1関山 3小池 9安部 4田城 L12本間
本日のハイライトその1。バレーボール好き垂涎。こういう試合が見られるからこそ天皇杯って面白い。というか、当地においては(カテゴリとスケジュールの壁は高いんだろうけど)今日見たようなチームがトーナメントじゃなくてリーグ戦できるような感じになったらいいのになぁ…と、脳内だけがたくましくなってしまったり。
とわの森はWSに関山-田城*2を配し、OPに小池。この3人に加え、MBの小林の存在感が光った。それぞれの局面で重みは変わってくる*3が、どこからでも強烈に決めてくる。たたみかける強さもある。ただ、ミスが重なる局面があり、最終的にそれが勝負を分けた感。第3セットはとわの森が最大5点のリードだったが、終盤北海道クラブが一気にたたみかけた。

準決勝

[A3]東海大学札幌校舎 2-0 東海大四高校

25-19 25-21
4)1山下 17東藤(2S途中-:7大竹) 4藤村 5柳町 8小山 6戸田 L28外崎
T)11横山真 9一刀 7笠原 3河西 20山本 15奥田 L27藤村/6徳本
「東海が勝つわ」「どっちの東海?」「白い方」「両方白いんすけど」などの心の声はさておき(四高の袖が青かった)、ご近所系列校対決。やってるのだろうがそうそう見られるわけではない。OBも出ている。どちらのセットも中盤まではそこそこ競り合っていたが、徐々に大学のほうが畳みかけてきた。この試合も非常に見応えがあった。

[A4]北海道クラブ 2-1 札幌大学

26-28 25-17 25-12
H)6日下慎也 11淺井 10中田 7家近 18倉内 15日下慎吾 L13青島
S)17大江 10トイード 7安藤 14小松 4松田 6小野寺 L8小山内
北海道クラブ、またしてもバレーボール大好きモードを発動させてしまう。第1セットは両者相譲らぬ状態で終盤までもつれ込み、デュースのところにも攻防があったが、札大が抜け出した。この試合が終わったら代表決定戦なのだが、どちらもそこそこ消耗しているし連戦だし東海は1試合少ないし…と少々複雑な心境になったのはさておく。
後半2セットは割とさくさくとした試合運びとなった。札大はしばしばセッターを入れ替えていた。勝負所でのリリーフサーバー5池田、終盤守備固めに入る16前田、というあたりは、秋のリーグでも見られるパターンになるのかもしれない。

代表決定戦

[A5]東海大学札幌校舎 2-0 北海道クラブ

25-18 25-15
H)6日下慎也 11淺井 10中田 7家近 18倉内 15日下慎吾 L13青島
T)11横山真 9一刀 7笠原 3河西 20山本 15奥田 L27藤村
4試合目までは上の立ち見ギャラリー(エンド側)で見ていたのだが、フロアに若干座れるところがあるのでこの試合はそこで見ることにした。わざわざ近くの席に圧倒されに行ったのだが、やっぱり圧倒された。どうしても、それまでの消化試合数、セット数に思いを致したいところはあるが、それを抜きにしても東海札幌ががっちりと固めてきたのだろうなとは思った。
このチームが全日本インカレのあとまで試合ができる、というのは、やっぱり楽しからずや。恐らく見には行けないのだろうが。試合に出ていたメンバーの半分くらいは来週の国体に出るので、どうかそれを見てファンになった方、是非天皇杯でご覧いただければ幸いです…みたいな、非常に尺の長いことを考えていたわけである。
しかし…どの試合ももったいないくらいいい試合だった。おもしろかった。

*1:背番号1を着けていた

*2:いま3兄弟の中でいちばん髪が長いかもしれない

*3:コイケサン無双になりがちではある