東と西と関東じゃない東
ことしも大学東西対抗には行けなかったので、「またこいつ何を言ってるんだ的とっちらかったエントリ」でしかないのだが、現地から聞こえる諸々の情報や息づかいを受けて感じたところを正直に書き残しておく。
嬉しく楽しかったのだけど、寂しかった。
自分が行けなかったのが寂しかったわけではない。そうじゃなくて。
嬉しかったけど寂しかったのは、おそらくこれを見たからだ。
このモチベーションビデオ自体には圧倒されるし感動を覚えるし秀逸なキャッチコピーに口もとが緩む(全員を知らない自分にとっても)のだが、キモチが盛り上がれば盛り上がるほど、持って行きようのない疎外感がアタマに満ちてきてしまったのである。
もう書くのが何回目になるかわからんのだが。
複数学連にまたがる西軍がここまでチームとして仕上げて盛り上げてくるのは、西軍がそれだけの準備を入念に進めて、この東西対抗に照準を合わせてきたからなのだということを、改めて思い知らされている。他方、東軍って…どういう経緯でどのように選考されたのだろうか。というのが、けっこうわからずにきている。
「東日本」での優秀な選手をアタマから順番に選んでいくとしたら、そりゃ関東1部にかなりのリソースが集中していて、そこから選んで絞っても足りない、という状況ではあるのだろう。しかし、そこまで集中してしまう(だから関東1部が面白いことになってる、んだろうけど)となると、東の中であれやこれやしようとすると、関東にあらずんば…になっちゃうんだろう?そうなの?と(というと「関東の中でもどこまで見られてるか」と返されたりするのだが、それはそれとして)。
名前を挙げてみたけどちょっと最終選考には足りませんでした、というプロセスが見えるだけでも、だいぶちがうのだろうけれどもなぁ。
「関東じゃない東」はどこでその存在感をアピールすれば良いのだろうか。「有望な選手は関東に行くしかない」じゃないじゃないー、となるには、いったいどうなればいいのだろうか。関東じゃない東、いや、北のリーグを見る者として、妙にぎゅんぎゅんと胸を衝かれる、今回の西軍活躍の報せであった。
そういえば…サンガイアからクリスマスカードが着いた。瀧澤サンタも微笑んでいた。はよ見たいなぁ。筑波勢合流後となると、どういうかたちで見られるのかはわからないけれど。「関東じゃない東」の戦力を上手く見いだし、かつ取り込むことについては、今のところひっそりとサンガイアに期待するしかない…んだよなぁ。