/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

東日本イヤーの締めくくりとしての全日本インカレ

土曜日の勉強会からの宴〜ではなくてその前に雪の中地下鉄駅0.5駅×3回分くらいを歩いてカメラを預けに行った影響で…だと思うのだが、日曜の昼過ぎから体調が悪い。中途半端に熱が出て下がった(長引くフラグいやーん)。年内にもういちどくらいはあそこへ赴きたいので、本気出してさっさと回復に向ける所存。

さて。
全日本インカレが終わった。男子は筑波と慶應の決勝になった。ことしという1シーズンを振り返ると、実に絶妙なところに着地した組み合わせであったと思う。それでよかった、と叫びたくなった。そして決勝自体が非常に響いた(のだが、映像を見る時間になったらなんだか頭がぽわーんとしていたので、もう一度見よう)。

今回現地で1日も見られなかったなりに、思うところは多々あった(グループ戦から各会場の様子を教えてくださった方々に感謝!ほんとうに感謝)。中でも日々興奮の度合いを高めていったのは、北海道No.1チームであるところの東海大学札幌校舎の活躍であった。
グループ戦で同一グループにいた大阪商業大学(シードされてもおかしくない実力校だが、ことしは2部に落ちたりもしたのでこの場所にいた)をフルセットの激戦の末交わしてトップ通過し、それにより、トーナメントでは「湘南」(東海大学湘南校舎)が見える山の中に入った。そこから「湘南」までは2駅を通過しなければならなかったが、関東2部中位(いくら新チームに切り替わったとはいえ)の日大、東海学連のシードチームである中京大をそれぞれストレートでくだし*1、ベスト16。北海道学連に久々のシード権をもたらしたとともに、「湘南とあたるところまで」行った。
東日本で中央大学に、全日本インカレで東海大学湘南校舎に敗れた東海大学札幌校舎だが、この春からスタートした今のチームにこれから上積み・底上げの要素しか考えられない*2ことを鑑みると、かなりおそろしい話になってきそうな気がしてぶるぶる震えている。


現地からは「サーブとブロックが!」という声をしばしば耳にした。

土曜日顔を出したところで痛感したのだが、北海道のバレーがつよくなれば…というとき、どうしても「はじまりから」という念が強くなるからなのか、小中高くらいまでのことに限定されて語られがちだなと。北海道が育てた、といえる選手がいろいろな場所で活躍するのは嬉しいのだが(前後しますが出耒田さん最優秀選手賞おめでとうございました)、まぁさかその先のことをわざと言わないようにしてるんじゃねーだろぅなぁ…とちょっとすごんでみたくなる(けどわしがすごんでもどうにもならないのである)。
大学でも北海道発の何かをうねらせたいよなぁ。東は関東だけじゃないのよ、と、西の人が大学バレーは東だけじゃないのよ、というのと同じくらい、いやそれ以上のトーンで叫びたいのだ。叫んだだけじゃ変わらないけれど。
ただ、どこかで切れているんじゃなくて、そりゃ「違う」かもしれないけど、そうだとしても、どこかでちゃんと繋がっているんだ。6年ぶりにこの地で開催された東日本から半年、多少なりとも残った余韻が、徐々に何かを突き動かしているんだろうという実感も、ちゃんとある。

北海道における大学バレーについて、来シーズンの更に大きなうねりを、ほんと全力で楽しみにしている。

*1:正直両方ストレートとは驚いた

*2:もともと今のチームには4年生がいないので、ことしで卒業のため引退するひとはおらず、入ってくるひとはいそうであり