悔しいので2004-2011全日本インカレ観戦ダイジェストを書いてみるよ
拙ブログに残っている記録は2004年からで、久々に観戦したのも2004年からだった。そこからのプログラムは残っている。J SPORTSで試合が見られるようになったのが2005年、写真が残ってるのは2008年、ついったーに何か書いたのは2009年からだ。じわじわと記憶をかっぽじってみる。見出しの括弧内数字は、現役で遅生まれの4年生の生まれ年。
2004(1982)
開催2004/12/6〜12(メイン会場:東京体育館)
いろいろ
- サブタイトル「インカレから世界へ」(リンク先は公式サイト)
- 行ったのは土曜(準決勝・東京体育館)だけだったと記憶。
- 前年度は東海が筑波に勝った(筑波の連覇が止まった)のだが、プログラムには「前回優勝」と「準優勝」の文字が逆になっていた。前の年の決勝が館内で流れていたのを何回か見た。
- 東京体育館館内で、つくばユナイテッドが東西インカレの案内展示をおこなっていたのが印象に残った。翌年初めて行った。
2005(1983)
開催2005/12/5〜11(メイン会場:東京体育館)
成績(優勝・準優勝・3位・4位の順)
- 男子(筑波/東海/早稲田/順天堂)
- 女子(青学/筑波/東海/長崎国際)
いろいろ
- サブタイトル「まなざしはひとつ」
- 当時は月曜日に開会式&グループ戦少々、という日程で、シゴトが終わって駆けつけても1試合くらいは見られた。この年はその月曜と土日の観戦であったと記憶。
- この月曜日に開催されたグループ戦で、大阪産大が2-1で東海に勝ったのを見た。グループ戦は一度負けてもその後抜けられる*1というのをよく把握していなかったのでちょっとびびった。その後「グループ戦で負けるとシード権なしよ」というルールが出来たの、いつからだっけかとか(このときはまだだったと記憶)。
- 女子で長崎国際がベスト4に進出し、準決勝も筑波と激しい戦いを繰り広げた。センターコートに長崎国際の校歌が響いたときのことは今でも憶えている。しかしこの試合、筑波がリリーフサーバー影山の活躍でフルセットを制した。リリーフサーバーがMIPを受賞したのは珍しい、その後の記憶もない、かも。
- 男子の準決勝で筑波が勝ったとき、ヒーローインタビューに呼ばれたゴッツが「おめでとうございます」といわれ「まだおめでとうじゃないです」と答えていたのがえらく印象に残っている。翌日優勝を決めた際に、インタビュアー氏がおそるおそる「おめでとうでいいんですよね?」と聞いていた。ゴッツがことしチームのキャプテンになった、と聞いたとき、そのあたりの記憶が蘇った。
- この年もつくばブースが東体に出来ていて、試合を見られなくてもそこに寄ってご挨拶してから帰宅する、ということをしていた。このブース近辺に等身大ゴッツ主将パネル(二次元)が登場していた。考えてみると、この頃の筑波、早くから東体固定気味だった口だったんだよなぁ。シード権的に考えて。
2006(1984)
開催2006/12/4〜10(メイン会場:東京体育館)
成績(優勝・準優勝・3位・4位の順)
- 男子(東海/筑波/早稲田/日体)
- 女子(青学/嘉悦/日体/早稲田)
いろいろ
- サブタイトル「For the future」
- 前年、見に行って面白かったので、この年は平日のもうちょっと前の試合も見たい、と思って、平日に休暇を取って見に行く算段をつけていた。しかし、月曜から(直前の世界選手権でいただいたと思われる風邪で)体調を崩し、月曜は見に行ってみたものの、ほぼプログラムを買いに行っただけ状態となった。土曜日も家でテレビ観戦となったため、まともに見たのは日曜日…くらいだったと記憶(この年は東西対抗が名古屋で、それも断念したのはけっこう悔しかった)。
- 早稲田が男女ともセンターコートに進んだ。早稲田についてはテレビで見ていた記憶のほうが鮮明だった。殊に、センターコートが決まって頭を丸めた#4中島敬介。
- 決勝戦は今思い出しても凄まじい、当時の東海筑波の1984組の一騎打ち。微妙にクロスする、両チームの主将と副将の経歴。そしてそのあとのこと。燃え尽きてげほげほしていたなぁ、そういえば。
2007(1985)
開催2007/12/10〜16(メイン会場:東京体育館)
成績(優勝・準優勝・3位・4位の順)
- 男子(日体/東海/順天堂/立命館)
- 女子(嘉悦/筑波/青学/早稲田)
いろいろ
- サブタイトル「SOUL BEAT」つーか3年なのにその2枚看板だったのねそうなのね
- 前年がそーゆーことだったので細心の注意を払ってなんとか月木土日と現地へ。木曜は、初めて東京武道館へ。
- 月曜に初めて東海札幌をみたー、という記録がブログに残っていたのだが、詳細をあまりよく憶えていn…あれ、橘主将(現nakaichi2001)のときではないか。
- その東京武道館で、立命館が中央に3-2で勝ったところを見た。立命館はその後慶應も破りベスト4に進出。今になって当時の「tameのよもやま綴り」を読むとじわじわと思い出すところがあった。
- 当時「V-M-S」なるサイトを始めたばかり(システム構築などのサポート担当)。2007年についてはこちらのほうが詳しいかもしれない。
2008(1986)
開催2008/12/1〜7(メイン会場:東京体育館)
成績(優勝・準優勝・3位・4位の順)
- 男子(日体/東海/中央/順天堂)
- 女子(青学/東海/嘉悦/筑波)
いろいろ
- サブタイトル「世界基準」
- とにかく北京五輪代表の2選手に耳目が集まり、専属カメラマンがつき、前売り券が売れまくり。そういう大会だった。男女ともセンターコートはオール関東。
- 昨年に続いて月木土日と観戦。木曜は東京武道館。土日は初めてアリーナ席に座った(しかも当日券で入った上で…)
- 木曜日東京武道館に詰めてたら、筑波が見られなかったでござる…(東京体育館で福山平成に敗れる)
- とにかく実によく中央を見た大会だった。そのあたりの事情は拙「てれびへの道(ここすたーと)」にまとめた。
- 北海道勢では北翔と北海学園がベスト32に残った。ベスト32といえば、当時はシード圏内ではないが、現レギュレーションではグループシード圏内となる。しかし、この年以来、北海道勢男子はベスト32以内に入れていない。
- 何故か全カレでなかなか見られなかった法政を、このとしはちゃんと見ることが出来た。
- この年もV-M-Sにいろいろと記事が掲載された(のをサポートした)。ハイライトとしては、センターコート設営の模様をレポートした記事、そして、印象に残る名言飛び出した東亜大学・松崎主将のインタビュー記事…を、あえてあげておく。
2009(1987)
開催2009/11/30〜12/6(メイン会場:東京体育館)
成績(優勝・準優勝・3位・4位の順)
- 男子(東海/順天堂/日体/東亜)
- 女子(筑波/嘉悦/福岡/京都橘)
いろいろ
- サブタイトル「Exceed the Limit〜限界のその先へ〜」
- 女子でセンターコートに九州と関西から1校ずつ(京都橘は初めての進出)、男子も東亜が4強に。ちなみにこのあとおこなわれた東西対抗男子では西軍が2連勝。そういう年。
- 東海5冠達成。
- 前年に金曜日気を揉みすぎて*2怪しいテンションになってしまったので、なんとか繰り合わせて金曜日も見ることにした。平日2日休みを取って月木金土日。ただし、月曜は新型インフルエンザの影響で開会式が中止になり、試合開始が早まったので、試合をどの程度見たかを忘れてしまっている。
- 木曜は冷たい雨の降る中、東京武道館→東京体育館→東京武道館。見た試合は3試合だったが、なんともいえぬ濃密な3試合だった。実質この日にわたしもえつきましたわ。→3ポイント記 - /ja あやつる YmrDhalmel 田中夕子さんのエントリも印象に残っていた。速いってやっぱりあの速い(低くなっちゃうかも的な)だったのかな。どうなのかな。→インカレの興奮と、成長を感じた3年ぶりの言葉 | スポーツをつれづれなるまま | スポーツナビ+
- 金土日は燃え尽きたなりのテンションでたのしめましたわ。だが。→終了日2題。3決は「声を聞く試合」だったわけで。今にして思うと。そしてこの時のことを思い出すと、今のVプレミアブロック部門首位の選手の頑張りが心に沁みる…
- しかし法政になかなかご縁のないわたくしであった。確か水曜日にこんな速報が大会公式サイトに…
2010(1988)
開催2010/11/29〜12/5(メイン会場:東京体育館)
成績(優勝・準優勝・3位・4位の順)
- 男子(順天堂/中央/筑波/大阪商業)
- 女子(鹿屋体育/東海/日体/福岡)
いろいろ
- サブタイトル「STEP UP!!〜最高の仲間と最高の瞬間を〜」(あれっ公式サイトは…)
- 月曜日は試合開始が早すぎて見られなかった。前年と同様に木〜日の観戦にした(オール東京体育館)。
- 順大が28年ぶり、鹿屋体育が初の優勝。かなり新鮮な優勝シーンになった。そして、各々の2位チームはその先に何かを残して繋いで行くほうになったわけでだ。
- その順大が東海を破った試合は見ることが出来た。なんというか…すぐにぱっとことばが出なかったなぁ。
- 男子決勝戦は録画を何回見たか憶えていない。キャプテンがどちらもとてもキャプテンらしかった。1年近く経ってから、何度も見て書いたりした。→ここから
- なかなか嘉悦が…。前年は東海とベスト8のところであたり、この年は福大に敗れた。
2011(1989)
この年からメイン会場と開催要項が変わる。そしてわたしの居住地も。
開催2011/12/5〜11(メイン会場:とどろきアリーナ)
成績(優勝・準優勝・3位・4位の順)
- 男子(東海/日体/中央/明治)
- 女子(東海/日体/嘉悦/筑波)
いろいろ
- サブタイトル「証」
- 地元で迎えないことになった久しぶりの全カレ。この年はどういう状況でアレ、全カレはがっちり見たいと思ったゆえ、水曜からとどろき至近に宿を構え、終了後空港至近に移動の上月曜早朝に帰るプランで臨んだ。水曜は川崎市体育館を少々。木曜は川崎市多摩(ことしは会場にならなかったですねヨカタ)、金曜からはとどろきアリーナへ。
- 着いた水曜に木曜の会場変更を聞くとか…個人的には(会場の立地やコンディションは別にして)怪我の功名きわまりなかったのだが。
- 地元リーグで見たばかりの東海札幌と北海学園の試合も見られたし。
- 試合が始まる前に「始まってほしくない」と思うのは初体験だった。
- どうしてもことばは上手く出ないのだ。→(帰る直前に宿で)ことば - /ja あやつる YmrDhalmel
そして2012
- まだですよ。
- ベスト32って…と書いたところで、この大会の出場チームが男女各3桁あって、トーナメントに進んでトーナメントをひとつふたつ抜けなければ辿り着けないところであることにあることを改めて実感した。今回の組み合わせベースでいえば、東海札幌が湘南のところに辿り着いたらそれが32の合図。奥深い。
- だから。だからこそ。自分が全カレを見ていたときに、今まで幾つのチームが見えていたかわからないが、チームは片手両手で数えられないほどあって、それぞれのチームが全カレに乗り込む意義もそれぞれにあって、その大きさをつよく感じるのである。
- それぞれに何か大きなものを抱えて関東へ集まる、のだ。いろんなかたちがあるのだろうが、それぞれのチームが、思いっきり何かを爆発させられるよう。それこそ声を出して思いっきり泣いて何かの区切りをつけられるよう…心から願う。