/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

春高北海道予選3日目

初日はプログラムを買って開会式の入場行進をちょっと見て退散、だったのだが、きょうはけっこう見た。
前半は第1試合と、第2試合の途中まで。尤も札幌藻岩-釧路工業が序盤釧工リードで、いったいどうなることかと思ったのだが、中盤から藻岩がじわじわと追い上げ、最終的にはデュースにもつれこみ、30点越えても決着がつかず、されどなんとか藻岩がひっくり返したという次第。釧工は前半よくサーブで攻めていた感がある。
こちらの第1セットが30点越えのデュースをやってる間に、隣の尚志学園-大麻はほぼ2セットを終わりそうになっていたのもすごい。

藻岩の1セットおわったあたりで前半タイムアップになって、所用をすませて帰って着替えて再度乗り込んだところ、男子コートは2つともフルセットになっていた。白樺学園-函館工は7人チーム(リベロ無し)の白樺が粘ったが最終的には函館工が押し切った*1
フルセットふたつ終わったあとは、女子も男子もタイミングをほぼ同じうして準々決勝に突入した。

女子で、これまで全道大会で1回勝ったか否か、というところであった、えりも高校がトーナメントを3つ勝ち、準々決勝に進出してきていた。監督は北海道クラブにも名を連ねている方*2で、部員は7人*3。1年生1人を除くとみな3年生。全員がえりも中学出身で、「連携型中高一貫教育」を標榜している、という。個人的には浦河までは行った(正確には、連れて行って貰った、かも)ことがあるのだが、その先に行ったことがない。いつか様似へおかじゅん氏*4のお墓参りに、と思いつつ、まだ足を踏み入れたことはない(えりもは更にその先だ)。そういうところから、それぞれ手を携えてやってきていたきたえーる、なんだなぁ。と。去年そういうことを思って、ことしも気にかかっていて、勝ち進んできていたけど前半部分はたまたま当該コートの進行がちょっと遅くて垣間見ることも出来ず*5。見られなかった3回戦をストレートで勝ったと知り、見られるかな…と思っていたら…相手札幌大谷でびびった。
結局第5試合、男子側に座って男子の試合を見るつもりだったのだが、ほぼ札幌大谷-えりもが気になって、ずっとそっちを見ていたような気がする。第1セットは25-3で札幌大谷が走ったのだが、第2セットは中盤まで競り合う展開にまでなっていた。試合が終わった後の各選手の笑顔と涙が入り交じったなんともいえない表情を遠目にみやり、何かがこみあげたものであった。

女子はかなり早く進行して終了。きょう残ったのは男子の試合になった。第6試合、藻岩は同じ南区にある(じょうてつバス乗ってもちょっと先か?)啓北商と。藻岩はまたも序盤にビハインドの展開であったが、中盤過ぎからじわじわと、であった。いろんなカテゴリで、MBが後衛に廻った際にリベロを出すというのが定例となっているが、藻岩に関してはWSのところで出していたように見えた(でも、WSとてセンターから切り込むし、MBとてオープンで打ち込むし、そのあたり、けっこう面白い)。

結局男女の4強が出揃い、明日おこなわれる準決勝(北海道は男女各2枠なので、準決勝の勝者が春高の切符をつかむ)の組み合わせは、下記の通りとなった。正直しんどい。いろいろと。
明日は1コートで展開される。試合が開催される順に記載する。

男子

女子は「大谷山の手旭実+1」的な図式がここのところ定着しつつある気がしてて、今回はそこに江陵(こうりょう)がやってきた。十勝管内幕別町にある高校である(帯広などからスクールバスが出ている)。
男子はこの4チーム…のうち、春高に出たことがない2校にとっての悲願が叶うのか。そこが非常に気にかかる。尚志学園(前身の北海道工から)も藻岩もまだ、というのは、なんだかぴんとこないのだけど、春高自体が全道2代表になってまだ3年目だしなぁ。うむ…

とにかく明日のことが気になってたまらない。ので、明日もいきますよん。

*1:と書いたときに、今大学でがんがっているOBの名がそこそこ浮かぶようになったあたり、ちょと自分にも変化があったのかなとは思う

*2:プレイを拝見したことはないが

*3:でもいたのは6人だった気がする

*4:24歳のまま星になってしまわれたジョッキー。いまでも、現在の競馬シーンにいたらどういうことになったんだろうと思うことしきり

*5:しかし、通路で「きょう天気いいね〜」とまぶしそうにしながら通り過ぎていった部員さんに萌えた