北海道大学リーグ・順位決定リーグ2日目
優勝と入れ替えが決まった模様。本日と明日の会場は北翔大学。
1部5-6位と2部1-2位
旭川医科大学(2部2位) 3-1 北翔大学(1部6位)
12-25 25-23 25-11 25-18
旭医)17霍田 5福島 2田中 6大平 7加藤 4橋本 L1河原
北翔)8工藤 7小野寺 5坂口 9クック 10種田 1山田 L3福井
第1セットとはなんだったのだろう。という感。北翔が攻めに攻めて一気にセットを先取した。旭医にはいいところがあまり出てこなかった。乗ってこないときはそうなのだろうか、北翔が踏ん張るのか…と思ったが、第2セットは一転して均衡した展開に。旭医がエース大平にボールを集めて飛び出すも、北翔も山田の連続サーブポイントなどで追いつき、といった展開が終盤まで続いた。デュース目前までいったが、最後は大平が決めた旭医が1セットを取り返す。
以降の試合における主導権は完全に旭医が握った。前の試合と同様に「走り出したらとまらな」くなった。第3セットをブッ千切った後の第4セット。終盤で北翔が2点差まで追い上げたが、旭医は20-18から実に6点のポイントを連続して取り、一気に勝利をつかんだ。
次の試合の結果次第、ではあるが、この時点で旭医は1部昇格に大きく近づいた。また、北翔は2部降格が決まってしまった。
#「ゼッタイテキナエースでチームのハシラ」なる存在を、こちらで初めて見たかもしれないなぁ。ここまでインパクトがある存在は、ほんとに久しぶりだ。だって打つだけじゃないんだもん。
北海道教育大学旭川校(2部1位) 3-0 北星学園大学(1部5位)
25-18 25-20 28-26
旭教)8池谷内 2鱒沢 3佐藤 6三船 9高瀬 11品田 L4松坂
北星)6山本裕 5木島 9江幡 12内田 1内海 13高 L4高山
北星が勝てばまだ結果は明日にもつれ込む、という試合。
旭教の佐藤は173cmだが非常に大きく魅せる。序盤その佐藤の攻撃などが決まり、旭教が徐々にリードを広げた。一気にというよりもじわじわと追い込んでいく感じで旭教が1セットを先取。
北星も、サーブではポイントとなる#1内海のローテなどでブレイクを重ね、必死に応戦するが、全般的に旭教が上回った感。それでも第3セットはデュースにもつれこむところまではいったが、最後はミスなども出て巻き返すには至らなかった。
次の試合の補助役員は…と呼び出されていたときに、ある地点の時間が止まっていた感じがしたのが、せつなかったなぁ…（と、ふと気がついて監督のブログを読んでしみじみと感じ入ってしまった…）。
明日、それぞれの試合がどんな試合になるのかを、じっと見守りたいと思う（のでちゃんと起きる）。
昇格・降格について
2部の旭教、旭医がともに2勝したため、来季旭教と旭医の1部昇格、北星と北翔の2部降格が確定した。序列は明日決まる。
1部上位リーグ
札幌大学 3-0 北海学園大学
25-23 25-16 25-17
北海)16高山 13鈴木 2三上 4斉藤 5曽泉 6坂本 L3高木
札大)8松田 9小野寺 3出崎 7石田 6石井 4山川 L13岩渕/14小山内
札大は常に小野寺からのサーブになるようなローテーションだったのだな、と今更気がついた。つまり、上記は第1セット（サーブは北海学園から）のフォーメーションであるゆえ、第2セットはそこから1つずれていたわけである。先週の岩教戦(2周目)ではそうしていなかった。1周目最後の東海戦はきょうと同じだった。
第1セットが全てだったのかもしれない。逃したほにゃららは大きかった。それでも、前へ進まなければならない。きょう、しばしば魅力的な攻撃を繰り広げた札大も、明日は東海との2戦目であるわけで。前後の位置差が利くともうちょっとかっけぇなぁと思ったダブルクイック(?)だの、リリーフサーバーで出た#2角井をそのまま残して、そのトスから小野寺が打つ（しかも二段まで上がる）とか、そういうの、かなりたのしかったし（そう言いながら…スタンバイするリリーフサーバー曽我部を待っていたのだが、ﾏﾜﾗﾅｶｯﾀｰ）。
東海大学札幌校舎 3-0 北海道教育大学岩見沢校
25-13 25-21 25-16
岩教)8逢坂 2神園 3大賀 9伊藤 6増子 4浅井 L7山崎
東海)15山本 22奥田 11横山(3S-:7笠原) 9一刀 12森本 3河西 L6徳本
東海が2セットを連取した頃、隣のコートでは岩教-北海学園女子の試合がおこなわれていた。北海学園が1セットを先取して、第2セットの終盤に入る…というところ、そこで応援していた（と思われる）岩教の学生数名がいきなり男子側のコートにやってきて「俺たちがついてるぞーーー」と、応援を始めた。岩教はかなりギリギリで厳しい状況ではあったが、ひとつひとつ、「出来ること」をしっかり出して、ちゃんと応戦していた感があった。応援とその姿に胸が熱くなった。
とはいえ、かなり厳しい状況だったのは確かで、「きょう東海はストレートで勝てば優勝決定」の、その条件は覆らなかった。
