/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

基準と尺度と物差し

さきのエントリをあげたんだけどちょと心にもやもやが残ってて。
例えば。
同じように高校野球を見つめているひとの中で、プロ野球のスカウトと、選手の肉親と、マスコミと、学校などには関係なく試合を見つめるファンの見方がそれぞれ異なるようなこと、規模の大きい小さいを問わず、いろんなスポーツや芸事に於いてあるんだろうなと感じている。
わたしは長らく大学バレーにおいて、上記に例示したいちばん最後の立場で見ていたわけなのだが、何故かまわりの規模が小さいせいか、たまに、本来別の立場の方にされるであろう質問を受けることがあった。たとえば「お薦めは誰?」とか。
どういう立場に於いてそのひとが質問をしたかによって答え方がかわるのだろうな…と、今更、さきのエントリをあげたあとで感じた。
見た人がどう感じるか…というのが微妙なリストだと思っている。実際、自分の中にも微妙な気持ちがある。気持ちをぶつけるべきリストではないとも思うが、業界を越えた大きな枠で見れば別の見え方もしてくるのだろうし。
「そのころ、そうだった」でしかない。結局のところ。その後、各々の選手、いや、各々のひとが、どこでどう何を積み重ねていくか、どこで頭角を現していくか、どこで見せ場をつくっていくか、ではない(そういいつつ、しずかに手を合わせたりはする)。それは今見ている自分の視野の外にあるんだ。きっと。
おすすめでもないし、伸びた伸びないでもない。そういうことを尋ねられても、きっと答えられない。わたしが大学カテゴリで見ていることって、そういうことではないんだ。たぶん。