/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

春の高校バレー北海道予選会2日目

本日、男女2回戦(シード校はここから登場)がおこなわれ、男女ともベスト16が出揃った。
本日は主に男子のシード校を見ようと午前中に会場へ行き、ちょっと離脱した後終わり際にまた顔を出してみた。

サブコートで2セットとも1桁試合を繰り広げたとわの森は見られなかったが、隣同士の札幌第一と札幌藻岩は見られた。札幌第一は3年生ありのチームだったが、藻岩は新チームに切り替わっていたもよう。それぞれに「およ?」という場面はなきにしもあらずだったがまずまず順当勝ち。それを見届けてからサブコートへ。
サブコートは本日まで試合が行なわれたのだが、本日は女子が入口側、男子が奥のコート。男子の試合を近くで見ようとしたら、試合の間隙を縫って奥に攻め入る必要があった。4車線で中央分離帯がやたらでかい交叉点みたいに、いちど真ん中(アップエリア真後ろともいう)で動けなくなったときはかなりどきどきした。
なんとか奥へ分け入ったときには、東海大四-函館ラ・サールは第1セット終盤に。昨日見ていてやけに楽しかったラ・サールも四高とだと子供扱いされてしまうのかと思いきや、けっこう食い下がるラ・サール。そして四高ベンチにはあの3年前の東日本→東西インカレで私どもを泣かせてくださったあの方がいらっしゃった。しばし試合に見入ったが、結局四高がラ・サールを振り切って終了。その試合前後に漏れ聞こえた会話で、ああこの時期の予選って2年生がメインになるところが多いとはいっても、その2年生も修学旅行の時期なんだなぁと気がつくなどした。

メインアリーナに戻ったところ、4コートのうち3コートが大差のつく展開になっていて、中でも25-2というスコアになってしまったところの昨日の試合展開*1を思い出して何か零れかけたがみんながんばった乙、という気持ちになった。それぞれに思い出が渦巻いたあまりに、寄せ書きか落書きかわからなくなってたメッセージボードは入口にあるぞ。

その後夕方にもう一度メインアリーナに赴いてみたところ、4コートのうち2コートは既に終了していて、1コートはファイナルセットに突入していた。もうひとつのコートが第2セット開始というところだった。
男子、静内-札幌拓北。第1セットは25-15で静内。
どちらのチームもとてもよく声が出ていた。それがよく聞こえたのは、他のコートが終わりかけてたからかもしれないし、目立った応援が特になかったからかもしれないが、とにかくどちらも臆せず声を出し、それぞれの持てるものを出し切ろうとしていたのがとても気持ち良かった。第2セットは接戦の末、デュースで札幌拓北が取ってフルセットへ。

ちょうどその頃静内の女子チームがサブコートでの戦いを終えてメインに戻って来つつあり、着替えたり撤収の準備をしたりの後、徐々に男子のコート近くに集まりつつあったようである。されどファイナルセットは拓北やや優勢のまま推移し、コートチェンジの折には既に3点ほど差がついていたと記憶する。
コートチェンジ後、静内の女子チームは集まって応援を始めていた。静内は食い下がるがなかなか差を詰められないまま、気がつくと19-24(確か)。拓北がマッチポイントまできた。
しかし、そこから静内が効果的なブロックで差を詰めたのと拓北のミスが出たのと等で差がじわじわと詰まり、ついにデュースとなり、さらに静内が1点加えてマッチポイントに。拓北がいちど追いついて再度デュースになったものの、静内が大逆転でこの試合をものにした。
静内のベンチで主に指示を出していたのは、筑波のOBである堀尾コーチ*2だった。最後、ちょっと若い監督とがっちり握手していたのが印象的であった。

ベスト16進出校

男子
女子

*1:逆転フルセットで勝った

*2:女子の監督でもある…のだが、女子→男子の切り替えはどこでだったのだろうか

*3:登別大谷・室蘭大谷の合同チーム。来年からは再編されて「北海道大谷室蘭高校」になる