/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

ひさはらの ひかりのどけき 東日本インカレ最終日

タイトルには特に意味は無いと思う。

気温は割と下がったが、究極的に寝不足ではあったため、ゆるりと会場へ向かった。男子準決勝開始に間に合うくらいに…と思っていたが、第1試合、女子準決勝の進行が案外早かったため、男子準決勝は思ったよりも10分くらい早めに始まった。ぎりぎりの到着。
準決勝は2コート同時進行だったので、並行して観戦。

男子準決勝

日本体育大学3-1順天堂大学

17-25 25-16 25-21 26-24
N)16渡辺 24田井中 12豊田 14山本 13黒木 1梅野 L6山下/20大内
J)2伊藤 15久保 14竹浪 24佐野 21伏見 1高橋 L18渡辺/39館石
奇しくも、リベロを細かく入れ替えるチーム同士の対戦、になった。日体が試合を経るにつれて安定感を増していくのと較べて、順大が段々ばたばたになってしまったのが惜しかった。今のこのチームにとって、監督不在*1はやっぱり大きかった気がする。

筑波大学3-1慶應義塾大学

25-20 25-16 22-25 24-26
T)20前田 3衛藤 2佐々木 17出耒田 11李(1S途中-:1木原) 19久原 L7白石
K)28柳田 26野口 23星谷 19岡田 16間宮 18山本 L15前田
筑波が押し気味の展開だったが、試合後半の慶應の追い上げにしばしば心を動かされた。やりきった試合になっただろうか。

女子決勝

東海大学3-1嘉悦大学

25-19 25-20 24-26 25-21
T)2近江 17家高 14山口翔 8吉村 4養畑 1山口か L15山岸
K)9高橋 10渡辺美 3渡邉愛 4菅野 13寺井 1佐藤(2S-:14田中) L5大内
ここから特設1コート。公式ウォーミングアップのバックには校歌が流れるし、各セットにテクニカルタイムアウトはあるし。この決勝の組み合わせは昨年と同じ。

最初2セットは、20点前後からの東海の畳みかけが印象に残った。第3セットは嘉悦が10点前後から徐々にリードを広げ、終盤に東海が連続得点で追い上げてデュースにもつれこんだがなんとか嘉悦が逃げ切った展開だった。第4セットは逆。終盤、東海21-14から嘉悦が追い上げたが届かなかった。
女子の試合は年に数回しか見られないが、そのたびに胸がわくわくする。

男子決勝

筑波大学3-0日本体育大学

25-23 29-27 28-26
T)20前田 3衛藤 2佐々木 17出耒田 11李 19久原 L7白石
N)24田井中 12豊田 14山本 13黒木 1梅野 16渡邉 L6山下/19吉武
本当に密度の濃い試合だった。両方ともよく攻めよく守り、ミスは少なく、引き締まった攻防の続く好ゲームだった。セットカウントこそストレートだが、それぞれにとてもたわわに実が詰まっていた。試合展開は何とでも変わり得たような気がする。
「あのばぼったー、今日の筑波を見てどんな顔するだろう」
というのが本日の感想。
あの札幌開催の2006年大会以来。東日本インカレ以外の試合を含めても、ここ以来の「筑波の優勝」である。ほんとうに、ほんとうに久しぶりの優勝。暫く、当方にとっても、余韻が続きそうである。

いろいろ思うところと本日の☆Fは明日以降徐々に。

*1:いらっしゃってはいた。試合後に涙する主将をねぎらっていたのを拝見した