むずかしそうな話

ここのところ、主にバレーに関して「必ずしも『上のカテゴリだから面白い』わけではないのはなんでだろ」ということをずっと考えていた。このぐるぐるとした考えに結論はなかなか出ないのだが、少なくとも「誰かがいるから」とか「いないから」とかいうところが原因ではない感じである。
昨日、稲城へ出かける仕度をしながら、地上波の東京マラソン中継をちらっと見ていた。1時間ほど度見て出かけたのだが、道中で「さいきょーの市民ランナー」川内3位の報を知った。帰宅後に見たニュース界隈が、予想以上に盛り上がっていた。
「選手としての目標」と、「職業人として目指す方向性」って、必ずしもリンクしないし、それぞれに目指すところがあっていいのだと思うのだが、それぞれを極めていけるのは、個人に全てついてくる、個人競技ゆえなのかも…と考えてはみた。しかし、出かけて見てきた試合を思い出しながら、チームスポーツにおいても、目標を共にしているということだけが共通点で、仕事も住む場所も年代も違うメンバーが、そのチームの力を高めていく、というスタイルが確実に存在しているということを、改めて心に刻んでみた。今は決して王道ではないかもしれないけれど、しっかりと拡がりつつある道なのだろう。
★F
それにしても…プロとアマとノンプロとノンアマ。アタマがぐるぐるになるよん…また追って気が向いたときに。