/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

「夏フェス」の夢

つくばで2年ぶりに行なわれた東西インカレ
天気には恵まれたが、お客さんの入りは、コレまでに較べて芳しくなかったようである*1。観戦自体は非常に快適であったし、非常に熱くなれたし、個人的にはそのままアタマがスパークしちゃっていかんともし難い状況ではあるのだが、それはそれ。

twitterで拝見したが、まさに…。確かに、試合が面白かっただけに、残念だったと思う。
どうにか何か打開案があったかどうかを考えてはみたが、現状ではここまでくるので精一杯(それでも、当初思っていたより、とてもとても盛り上がった範疇)だったのだろうなと考える。つくばでの開催、という、これまでの開催ノウハウを積み重ねた状況下、所謂公式大会の日程を粛々と消化するだけではなかったのだが、それ以上の何かを打ち出すにはいろいろ足りないものがあったのかなぁとか。
まぁ、自分自身はこの大会で我が身に余るいろいろなものを吸収して、得難いものを得て、魂を燃やすことが出来たわけで(未だに後遺症に悩んでいるわけだが…フッフッフ)、そういう者がどれだけ頭でっかちに筆先だけを転がしてもどうにもならないんだろうな、とは、思うので、そのあたりの「何をどうすれば…」については、もっともっと考えてみたいひとにバトンを渡しておくことにしましょうと。

今大会は試合数が少なく、試合終了時間も比較的早かったのだが、いろいろあって土曜日はつくば市内に一泊した。日曜日、第1試合に間に合うように宿を出ようとしたら、近く*2で開かれていたROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010に行くとおぼしき方々にいっぱい出くわした。多くのひとたちは、オフィシャルTシャツを着て、いざ臨戦態勢という感であった。
その姿を見て、いつか「東西インカレ」の開催を重ねたその後につくばで聞いた、夢の話を思い出した。

東西インカレを年々発展させ、「全国のバレーボールプレイヤー、つくばに集まれ」(つくバレリンピック)へつなげる構想
バレーボールを通じて各々の志向、世代を超えたつながりのできる場所の提供をする。

TUV講演概略 - 別館TUV

TUVを、文字通り率いていたマツダさんが、当時、東西インカレに向けていた想いに、ふと心が至った。わたしが東西インカレを見るようになる前に開催されていた、9人制やシッティングバレーのエキシビションマッチ、「バレーではないが、バレーと非常に競技のコンセプトが近い」とされた、セパタクローの競技紹介やインディアカの実演*3、あるいは、2年前、決して成功とはいえなかったけれど、開催された女子バレーのエキシビションマッチ…
東西インカレは、バレーボールを集めようとしていた。いろんな方向から、東西インカレは「インカレ」の枠を越えて、「バレーボールの夏フェス」を志向していたのだろうな…と、ついつい遠い目になってしまったのである。

遠い目になったからには、そして、現地でひとしきり盛り上がっての帰り道であるからには、いつもつくばエクスプレスの車窓を眺めながら「お約束」の話題「つくばがプレミアに上がったら、カピオは手狭になるだろうから、ホームゲーム開催できないよなぁ。このあたりの駅近に、いい体育館、できないかなぁ…」に突入するしかなかった。しかし、TX沿線も、かなり建物が増えてしまった。土浦のほうには何かあるんだろうか。その場では答えられなかったが、そういえば霞ヶ浦ってそっちのほうなのかなとか。ああ。霞ヶ浦と言えば…別のことにアタマが至った。ああ

つくばがやろうとしている方向性とはちょっと違うスタンスで、何か企んでいるところは無いんだろうか…5年くらい、いろいろ考えているなぁ。そういえば。

*1:まぁ、今回初めて、全席有料だったし

*2:…といってもひたちなか

*3:暑い暑い、外のブースで行なわれていた。案内に立っていた出耒田が、若き日の荻野にそっくりだという話もあったりなかったり