/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

頑張れ名古屋場所/僕達は相撲が好きだ

初めての愛知県体育館

1週間ちょっと前に、急遽行くことを決めた名古屋場所。その7日目がやってきた。
朝イチから見ようと思って、高速バスが着いたらどこかで朝ごはん兼充電して現地へ向かおうと思っていて、それくらいの余裕はあるはずだったのだが、バスが事故渋滞に巻き込まれたので、序ノ口から観戦というわけにはいかなかった。愛知県体育館に着いたときは、序二段の前半あたりをやっていた。

入口付近と、やぐら太鼓がある出口付近(地下鉄から来る場合、裏側から回り込んで正面玄関へ…というしくみになる)に、力士幟が多々はためいていた。行司さんや呼出しさんなど、資格者である裏方さん宛の幟も多々見かけたなぁというのが率直な感想である。

中は寒いんだか暑いんだか。暑いところからやって来て、しばらく暑いと感じていたからか、冷房が効きすぎて寒い…とまではいかなかったような気がしている。

当方は国技館では正面(行司の顔が見える側)を好んで座る。名古屋でもそうしようと思ったが、席を確保するとき「椅子Aはぴあでの扱いはありません」と言われたので諦めた。きょう行って、そういう話ではないことに気がついた。
椅子Aと椅子Bの違いだが、東西にある椅子席はすべてA、正面と向正面の席のうち、後ろ2列を除いた椅子席がB(後ろ2列は自由席)という区分であるということのようである。精査していないのだが、正面、向正面側のほうが長さが長く(バレーコートで言えばエンド側みたいな位置づけになるのか)、土俵から遠くなるのかなぁとか。
慣れないけれども新鮮な「東からのView」で、打ち出しまでたのしんでみたわけである。

「相撲」が面白かった

きょう見た相撲は全体的にかなり見ごたえがあって面白かった。何故か連鎖したなぁと思ったのは、アンコ型と呼ばれるでかい力士が、攻め込まれながらも自滅せず、粘って相手を消耗させ、最終的に勝ちを掴んだパターン。序二段で大子錦、三段目で大露羅(これで4連勝とな!)、そして十両山本山
三段目聡ノ富士の「居反り」、中入後での玉鷲の「首捻り」、などもとても印象に残った。あ、回転境澤も。
ひとつひとつの相撲に攻防があって(そうじゃないのもあったけど)、ひとつひとつの相撲に熱くなれた。たとえば三段目の旭大星−齊心も、あとから振り返ると妙に味わい深い相撲だったなぁとか。
「相撲界」にはいろいろあるのだろうけれど、それはそれとして、相撲が好きで面白いと思える以上、どうしようもない、という気持ちはあるのかな…という気はしている。

それにしても

白鵬。いつか負けるのだろうけれど、誰にどうやって負けるのか、まったく想像がつかない。きょうで39連勝。

ささやかですが

201007|Sumo | Flickr