/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

試合の記憶と受け止め方

先日、ワールドカップの日本-パラグアイ戦をテレビで見ていた。1時には寝られるから翌日に響くこともなかろうと思っていたが、予想以上にがっぷり四つの展開、しかもPK戦での決着…ということで、試合時間に加え、余韻を味わう時間も募り、翌日の状態は…推して知るべし、となった。

個人的には久々に通してじっと見たサッカーの試合であった。

大局的な話や細かい戦術的な話はもともとのサッカークラスタに任せ、感動と涙の話は手慣れたストーリーテラーに任せるとして、この試合を見て当方がただただ思ったのは、「過去に見て、消化した」試合についての記憶は、ほかの試合を見た自分自身に何らかの影響を与えているのだな、ということであった。実は競技の枠を超えることもあるというのが、この度の試合を見ての感想であった。

見た試合、印象に残った試合、終わってからいろいろ思いを巡らせた試合。
その場で起こったことを受け容れられて、消化できるために、助けになった試合の記憶ってあるんだなぁ、と、なんだか素直にそう思った。
自分の記憶のキャパシティで消化できないことは、その試合から得て、感じ取ることを、また自分の中で育てていって、血や肉にしていく。
観戦のたのしみって、その繰り返しで広がっていくのかな…と思った。

参考

越えられない試合 - /ja あやつる YmrDhalmel
或る試合(リンク元参照)を見て3ヶ月後に書いた記事。今回、その試合について、なんだかんだ言って、自分の中で何かが整理されてたのだな…ということに気がついた。
以前、twitter

というツイートを拝見してはっとした。恐らく殆どの試合について、それを、そこを流れるように「通過」してきただけなのかもしれないな、と。今のように、そんなに試合を集中してみるわけではない時期に、掘り下げてみるのも良いのかなという気がしている。

あの試合をもういちど映像で見たいなぁ…うぬ…