/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

関東大学リーグ4日目

今日は1部観戦の予定。元15番対決は雨天中止の可能性があります。きょう、晴天確率は100%だというのに(つーか天気関係ないし)。←無事開催。しかし別方向で嵐が吹いていたとな。

→土(2部)日(1部)分UP。Univ2010Spring|春季大学リーグ | Flickr

1部@日体(13:30)

1部はすべて3-1。しかし、その「1」の方に何かを捜してしまう性分でして、わたくし。
本日はほぼBコートに張りつき、Bコートの2試合をじっくり堪能した。

日本体育大学3-1国際武道大学

25-22 22-25 25-15 25-15
「今の」武大だと、第1セット食い下がって、第2セットを取るまでくらいが精一杯だったのかもしれない。それでも心は動く。…きょうは隣から眺めていただけなのだが。

明治大学3-1慶應義塾大学

25-15 23-25 25-23 25-13
M)7佐々木(3S途中-:16澤田) 27新 28大塚 23鎌田 3関 2田辺 L1芳賀
K)26間宮 27星谷 22山本 28岡田 23村上 1小池 L21川村
実は第1試合はどちらをメインに見るか迷ったのだが、気になり度5%差くらいで(そして、次の試合も同じコートで見ることになるので)こちらの試合をメインに追いかけることにした。
第1セットはかなり一方的な内容で明治。しかし、第2セットになり、慶應が徐々に調子を上げてくる。
中盤まで1点を争う競り合いを続け、18-18から間宮のサーブポイント、星谷のブロックなどでリードを広げ、粘った末にこのセットを取り返す。
第3セットもそのまま慶應が勢いをキープし、2〜3点リードした状態で中盤まで。しかし、ここから明治が追いつき、最後はひっくり返す。慶應にとってはおそらくかなり惜しいセットであった。明治の底力を見た感。明治は1年生が多いチームだが、それを感じさせないほど洗練されたイメージがある。
第4セットは序盤でリードした明治がそのまま一気に押し切った。

東海大学3-1法政大学

22-25 25-12 25-22 25-22
この試合も最初驚いた。実は法政をちゃんと見ていない。いつ見られるだろう…

順天堂大学3-1中央大学

25-21 25-19 26-28 25-18
J)8高橋 4渡辺俊 19阿部(1S途中-:1樋渡) 27伏見 20竹浪 7伊藤 L24渡辺光
C)8千々木 11岡村 3辰巳(4S一時22新井) 10白岩 21傳田(3S途中-:9横村) 12高橋駿 L1山本(3S-:2高橋賢)
何かが起こるこの対戦。今回なんとも当たるのが早すぎる。
立ち上がりはいきなり伏見のブロック2本で始まった。その後、試合展開自体は微妙に中央が押し気味なものの、その伏見の壁によって得点の均衡が取れている…という感じに見えた。第1週、久しく大学関連の帳票で目にしたことがなかった2点近くのブロック決定本数というのも無理はないのかもなぁと思ってみていた。
順大はことしも竹浪にサーブが回ってくるところでセッターを交代する。ことしは#2山田にスイッチする。ローテーションが1周半するとまた竹浪が戻る(このシステムの元祖は08の馬←→渡辺俊かなぁ。09はここのところかなり語り尽くされた竹浪←→今村)。山田がトスを上げるようになって暫くしたところ、中央14-12(だから、4点ビハインドくらいの体感?)の時点で、順大は阿部を樋渡にスイッチした。これはじわじわ効いたのか。
順大は18点の時点でついに中央をとらえて同点に追いついた(この間にも伏見のブロックは2本追加)。更に伊藤がサーブポイントで逆転。こんどは順大が1点抜け出しては中央が追いつく、という展開でサイドアウトが進んだが、最後は21-21から順大が4連続ポイントで一気に攻め立てた。最後のポイントも伏見のブロックだった。このセット実に5本?
この試合を通じて、双方ともサーブとブロックが非常に良く、手に汗握り力が入った。第2セットはいきなり渡辺俊の、そして伏見のサーブポイントなどで順大がリードする。リベロ山本が飛ばされるシーンもあった。
中央は順大の定例第1回交代後、千々木の強打や傳田のサーブポイントなどで追い上げるが、点差が詰まったと思ったら、また伏見がやってくる。徐々についた差は結局詰まらず、順大がセットを連取する。
第3セットに入るところで、中央はリベロを山本から高橋賢にスイッチした。昨日も同じような起用をしたと聞く。それこそこういうチームの構成でこういうリベロの構成だと出たり入ったり出来ればいいのだが…とないものねだりをしてみるが、ほっといてくれ(→参考?)。
中央は立ち上がり岡村(第1週終了時点でブロック部門伏見に次いで2位)の3連続ブロックが出て、いきなり4-0とリードを広げた。しかし、すぐに順大が反撃に転じ、以降順大がやや押しながらのシーソーゲームとなる。要所要所で高橋の速いのが効く。伏見は相変わらずコンスタントにブロックし、スパイクも着実に決めてきた。息詰まる攻防。しかしこのセットを順大が取るとその時点で試合終了、という局面である。
気がつくと順大が1-2点くらいリードした状態で20点台に突入していた。定例戻しで竹浪も戻っていた。順大20-19から渡辺俊のサーブポイントで21-19。その後、辰巳を伏見がブロックし、伊藤が決めて23-20。
中央からすると万事休したか…と思ったところで、何故か順大にミスが連発して23-22。しかし伏見が決めて24-22。マッチポイント。
目を瞑らず見開いた。大事なところで千々木が決めて1点差に迫ると、次のプレイで順大のスパイクがアウトになった。24-24。この次。今季からジャンプサーブを打っている白岩のサーブがアウトになって(しかし攻めていた)、再び順大のマッチポイント。
デュースは続いたのだが、その中で岡村のブロックが光った。自らの速攻でセットポイントをもぎ取った次のプレイで、岡村はしっかりブロックポイントを決め、中央は死にものぐるいで1セットを取り返した。
…が、おそらくそこまでだった。
第4セット、順大が序盤から走り、中央は追いつくことも難しくなった。前のセットから出場している横村(再度MBに戻ったのか)、更には辰巳に代えて1年生の新井を初めて起用したりもしたが、効果が出るには至らなかった(しかし、満遍なく多くの選手を起用しようとしているというのをつよく感じる)。相変わらず伏見も岡村もよくブロックを決めていた。
いろいろなものに揺さぶられ続けたこの試合、最後は辰巳のサーブがアウトになって終わった。見ていて非常に体力を遣ったが、後味はそう悪いものではなかった。次の対戦を楽しみにしたい。

2部@専修(11:00)

国士舘大学3-1専修大学

この時点で2部の全勝は消えた。

駒澤大学1-3東京学芸大学

学芸は今リーグ初勝利。報われてほしいバレーをしている。