/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

わからない

鶏が先だったのか、卵が先だったのか。
外に求めうる原因も、内に問うべき原因も、両方あるのだろうけれど。

筑波黄金時代のエースたちは、どうしちゃったんですか?
負け続けたチームのファンとしては、納得できません。(笑)

http://d.hatena.ne.jp/dhalmel/20090705/1246800200#c1246843540

筑波の指導には海外に行きたい気持ちをくすぐる何かがあるのだろうか、気になるところだ。都沢先生も海外での監督経験があるので、そこらあたりも影響しているのだろうか。そして、上記の選手たちの時代、まさに筑波の黄金時代だったことも無関係ではないだろう。

海の向こうにあるもの - Stay Foolish

筑波大学まわりをメインにバレーボールを見始めて、延べ何シーズン目を迎えたかよーわからん。しかし、実は、全日本インカレで連覇を重ねた、その「黄金時代」を、わたしは知らない(ちょうど抜けてる)。当方の記憶にあるのは、枩田のときの東海が筑波に一矢報いて、そのあと、TUVのブースとそこに立てられた等身大ボードを背に、ゴッツを前面に打ち出してみんなで支えていた4年生軍団が踏ん張り抜いたその次のインカレと…くらいからである(あ、1シーズンくらい抜けているかもしれない)。
黄金時代と呼ばれた当時の筑波から、おおくの選手が巣立ち、V・プレミアリーグで活躍しているというのはわかる。実は多くの選手が海外に行っているというのもわかる。2005年、つくばユナイテッドSun GAIAが産声を上げた頃、かなりど派手に「海外とのパイプ」というアドバルーンを上げていたことも思い出される。
もう何度リンクをしたのか忘れたが、4年前の7月連休にあった東西インカレ(当方が初めて行ったつくばカピオ)。ここに多くの筑波OBが集い、しかも加藤帰国直後という非常に熱い時期。うえに紹介したコメントやエントリーを見て、まずアタマをよぎったのは、実はここでの都澤監督の発言であった。

「いくら優勝しても、本当の喜びがない。今やっていることが本当にいいことかどうか、もっと可能性がないだろうかと思ってやっている。間違った方向へ進んでいるのであればそれをなんとかしていきたい…」

少しずつフォーラムとかTUV*1構想のまとめ始めておりまする - /ja あやつる YmrDhalmel

実は、海の向こうにあるもの - Stay Foolishであげていただいている面々の中で、加藤と花野以外は、TUVが立ち上がって以降の海外行きだったんだわな…(まぁ、カタチに成る前とはいえ、松田氏を中心とする東西インカレまわりのプロジェクト自体は2003年くらいから走っているわけで、そのあたりとのシンクロはあるわけだが)。

海外に行っただけで何が、というのも。そこから何を、というジレンマも。中にいろいろ飼っているんだろう。そして、なかなか花は咲かせられないんだろう。

最近筑波はなかなか有望な選手を取り切れていない。そこからなんとかするのが筑波なのだ、と、個人的には割り切っているけれども、それにしても厳しい。
黄金時代ってのは、そこにピークが在るもので、その後の伸びしろは保てないのかもしれないなぁとか。
大学での覇者というのが、そのあとにどう繋がるのかとか(まぁこれは実力だけではない、入ったチームとかその他いろいろな絡みがあるのだろうけれど)。
有望な選手たるもの、大学にピークを持って行っちゃいけないのかもしれないなぁとか。

…そして、黄金時代から苦境に向かうその時期にその筑波を必死で支えたメンバーが、今ベオグラードでその足場を必死で守っているのだ…ということをついつい思うこの頃で。そして、宿題の答えなどわたしには荷が重くて。