/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

ユニバ実験的ルールとスペシャリストと

明日からユニバーシアード開幕だから、笹に短冊をぶら下げられるようになっている某所で「ベオグラードユニバーシアードでほにゃららほい」と一筆したためてくくりつけてきた。日曜日に見ていた陸上日本選手権で、法政金丸*1のインタビューにて「ユニバで4×400リレーの権利取り」な話に言及がいってて、ああユニバがもうすぐだなぁとしみじみしていたり。

ユニバの交代ルールとか

さて、当方もひそかに気になっていたのが、このたびユニバーシアードで試されるという交代に関するルール。
JVAのサイトあたりに解説があったような気がしていたがなかった。どこで読んだのかと思ったら最新の月バレだった。詳細はこちらの記事でまとめてくださっている→ユニバルールの可能性 - Stay Foolish

いろいろ可能性がありそうだなぁというのと、なんかまたバレーボールじゃないものになっていきそうだなぁというのと、アタマが複雑な経路を辿っているのだが、たとえば古田と八子と千々木が位置に着いてよーいどんとかそういう話かの…と思考回路が脱線しそうになるがそういうはなしじゃないすよっこらせっと(冗談はさておき、このあたりのWSをどう使い分けるのかは興味深い)。

ベンチ入りが14人になる、という話が出てきた頃に、ベンチにひとりくらいは何かのスペシャリストが入るようになるのかな、ということをいろいろ考えていた。関東大学1部のサーブ賞が、卒業するまでずっとサーブ賞で在り続けるのかなと思っていた*2去年の今頃「それこそサーブを武器に出てくる選手、とかあるのかもしれないね〜」という話を、誰かとしていたような気がする。サーブじゃないかもしれない。ブロックなりレシーブなり。それこそ遠近感がおかしい選手とかいいじゃない。リベロも鬼のように拾うけど、それ以上に鬼のように拾い捲るレシーバーが控えていたりしたらどきっとするじゃない。

…とかなんとか。

最近見た交代とか

まだ本調子ではないのだが、ほんとこの週末は、バレーをちょろっとTVで観ながらも強烈に沈没していて、ついついtwitterで見たこの呟きがごぞーろっぷに染み入ってみたりしていた。
というところに、最近嵌って拝見しているブログ「歩観n普及」から、懐かしい記事にトラバを戴いて、それから前述の記事を拝見して、ちょっとだけおもしろいことをアタマに浮かべて、ちょっとだけ上昇中ですだ(あ、右肩上りの所為かもしれん)。→歩観n普及 メンバーチェンジの種類 [戦術][バレー用語][フォーメーション]
最近見たものコレクション。

ピンチサーバー

ミドルブロッカーに対してピンチサーバーが起用されたとき(そのパターンが多いわけだが)、サーブが終わったら(ピンチサーバーがレシーバーを兼ねる場合=後述=以外)、その場ですぐMBと交代→MBがリベロと交代、という場合と、ピンチサーバーリベロが代わって、前衛に出てきたところでMBが戻る、という場合があるように感じる。はたから見ていて違いがわからないのだが、これは何か違いがあるのだろうか。あ、前者の交代をしようとしたら間に合わなくて後者のタイミングになった、というケースなら記憶にあるなぁ…
強烈なサーブを繰り出す、というのではなく、変化するおもしろいサーブを見ることもけっこうありの。東條@順大とかけっこう怖い。

ワンポイントブロッカー

その大学時代、菅にワンポイントブロッカーを出すような大人になっちゃいかんと心に決めた(別に自分が出すわけではない)。
この件に関しては一概にコメントしきれない物寂しさがある。いつの間にWikipediaの解説からセンタリング太字の「哀愁」*3という文字が消えていたのがさびしかった。今春だとこのあたりとか

レシーバー

筑波は昔から多いし今も多い。たとえば、現在TUVの屋台骨を支えるリベロになっている赤木(2007卒)は、大学当時は「サーブは本来のコート内の選手が打ちサーブレシーブから交代する」というパターンで出てくるレシーバーだった*4。でも、確かにほかのところやV上位ではあまり見ないパターンではあるかも。1回後衛で休ませるにしても、その分攻撃の幅が狭くなってしまうから。

なお、トラバいただいた「大流行した」パターンの件。元祖かどうかわからないが、最初に見た嘉悦の場合。例示したパターンで鍵を握っていた安保(レシーバー)が、今シーズンからいよいよリベロを務めている。そのあたりはどーなったんだと気にしてみていたら、2年生の大内がその後継者になって、同じような体勢をとっているもよう。

男子では去年そのパターンがしばしば見られた国際武道大だったが、ことしはソレは無いようだ。ちょうど始まったのが夏-秋からだし、古賀というひとを活かすパターンだったのかなぁ。同じような(?)意味合いで、なのかはわからないが、中央で山香が出てくるときがそのパターンだなぁ。これは来季くらいまで続くんだろうかとか。なお、このパターンで武大が休ませていたのが吉田(もろ攻撃の要)、中央が休ませているのが白岩(こちらは守りの要)、と、ちょっとそこの毛色は違うかもしれない。

しかし、プレミアでは今来ているんだなぁ…なんかふしぎだ。そして男子がどんな感じだったかをよく思い出せない。東レ掛川がサーブから出てきて後ろ磐石〜なパターンは昨季見たんだったかなぁ。

長すぎて締まらない。

…そうなんだよなぁ。いる人を活かすという方向性ででも、どんなチームのために誰を呼ぶという方向性ででも、何か見えそうなモノがないと、心がときめかないんだよなぁ。

*1:どこぞの兄弟とはたぶん関係ない

*2:昨秋こそ調子が上がらなかったものの、今春もサーブ賞。リーグはあと1回

*3:出番が終わって下がっていく選手についての記述

*4:平行して、出来たばかりのTUVリベロを務めていた