/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

もう既にイベントレポートではないナニカ

既報の通り、去る6/19(金)、AMNブロガー勉強会に行ってきた。気になっていた東日本インカレ(次の日早くに向かった仙台で開催中)の結果を追っている内に携帯の電池は底をつき、同時進行していたというtwitter議事録には参加できず。電池問題をとにかく解消できる携帯募集中。来月機種変検討中…ナノデアル。

このイベントのメインテーマは「Webにおける記事の書き方」。ITMedia記者の岡田有花さん、「Going My Way」のkengoさんのおふたりがそれぞれの記事執筆のスタンス、ポイントについてプレゼンされた後、質疑応答および参加型イベント(このイベントをブログに書く際のタイトルを考えてマシンガンのように投稿してみる企画)と、盛りだくさんの内容で行なわれた。

既にイベント開催から1週間近く経っているし、このイベントに関する良質なレポートが既に多々発表されている状況である。

今更感を必死で払拭しつつ、週末実践編(?)も含めてまとめておいてみようと思う。
tsuruha.com - このウェブサイトは販売用です! -&nbsptsuruha リソースおよび情報に紹介されているタイトル集(?)中の「...しかし記事はたぶん週明け」というのが自分の。ほんとに週明けっつーか水曜日まで引っ張ってしまった。

バレーボール?

セミナーおよび懇親会会場で「バレーボールのブログやってるだるめるです」である程度話がとおったのは、この日のスピーカーであったユカタンこと岡田有花さんの話のマクラに負うところが大きかった。この点に関しては非常に感謝している。何しろ、岡田さんはバレーボールをプレイするのも見るのもお好きで、翌日朝早く合宿に行くというところだったそうである。
バレーボールを主に書くブログを運営していると申し上げたら「ほどよくニッチなジャンルだ」と仰ったのは、懇親会でご挨拶したid:dankogaiさん。

取材のポイント

実は「取材」というのが高い壁で未知の領域である当方にとって、非常に興味深く伺ったのが、岡田さんが「記者として」心がけているいくつかのポイントであった。個別取材の際、ボイスレコーダーは廻すけれども、その録音に頼らず、その場でとったメモをもとに記事を組み立てていく、というのが意外とツボに入った。スピードの問題もあるのだろうが、それ以上にその場で感じたインパクトを伝えやすいというのもあるんだろうなぁとか。
「森羅万象がお前のネタだ」「読者は暇じゃない」「何がニュースであるか、を一言で言える記事を」…というあたりのところが非常に印象に残った。

想定読者とネタのストック

kengoさんのプレゼンで印象に残ったのは「想定読者」と「記事のストック」に関するところ。
まず「想定する読者→少し前の記憶をなくした自分」という点。今知り得たことを知ったり体験したりすると知り得ぬ自分に対して記事を起こす、という視点は新鮮だと思うと共に、実は当方が自分で書いているのは「少し後の自分に対して」なのかもしれないな…とその場で思ったのであった。
また、緊急性を要しないネタストックが251件あるという点にも驚かされた。これを、少し加筆調整すればリリースできるような状態でGoogle Docsに保存しているというのがすごい。
現在公開されている記事も、これから日の目を見るであろう記事も、それぞれ効率よく整理されていて、何かがあった際に引っ張り出せるようになっているというのは、ただただ驚愕するばかり。

カタチのないものをどう文章にするか

実は(取り上げるジャンルの問題は当然あるのだが)、この基調プレゼンで補完出来なかったが、当方にとっていちばん課題であり、興味を持ったのが、パネルディスカッションにてわき上がったこの疑問。消化できたかどうかはよくわからず、結局週末持ち込みの課題になって更に混迷を極めたのだが、同じようなことを考えていらっしゃった方がいた、ということ自体嬉しかった。
…というようなことを、日曜朝に仙台のホテルでNHK課外授業 ようこそ先輩*1」を見ながらじわじわ噛みしめたのであった。
関連:スゴイと言ったら伝わらないこと(もしくは週末の課題)

あとはじわじわ。

勉強会は勉強会だけで完結することではないし、これからブログを書き続ける上で折に触れて思い出すこと、考えてみることは多いのだろうなとか、参加された方々とtwitter等で行き来をする中で見えてくるところもありそうだなとか、今後に向けてワクワクするばかりである。とりあえず名刺が切れたので、id:kikuikenさんに教えていただいたmooカードを注文して次の機会に備えてみようかなとか…考えてみたり。
ほんとうにありがとうございました>all

*1:折しも、その日の放送は、俳優・篠井英介による「見えないものを伝えよう」だった