「選ばれなかった」のか
結局個人的にいちばんヤリキレナイと思っているのは、大事なチャレンジマッチを控えた「今」そのことが報じられることなのである。
ちょうど2年前に行った、現グリーンロケッツ監督の細谷氏講演会のときのメモを、ここのところ何度となく見ている。そういえばセルクマもしとらんかった、といきなりセルクマしてみたのだが…ひとつ、大事なことを忘れていた。忘れていたのを思い出したら地団駄を踏んだ。
→社(グループ)内の多くを味方につけることによって、「潰すに潰せない」チームを維持させることが可能になる。
「NECスポーツの挑戦!新しい企業スポーツビジネスのカタチ」 - /ja あやつる YmrDhalmel
これを実現させるために必要なチームの数は、必ずしも現在と同じである必要はない、そういう判断をせざるを得ない状況というのが、ありうるのだろうかなと。わざわざ「女子は存続」と謳っているのは、会社として「スポーツは要らない」という判断をしたわけではない、ということを強調したいということなのだろうかとな。
結局、企業スポーツの枠組みの中では、お財布の紐を握ってチームをどうにかこうにか、というところに手を下せるのは会社であり、株主であり、ということは厳然としてあるのだろう…と。泣いても叫んでも手を下せるのは「わたしたち」ではない。手を下されたら翻弄されるよりほかない。
けれど、やはり「ちょっと待ってくれ!頼む!」と言いたいわけだ。
「ちょっと待ってくれ!!!!」にいちばん激しく作用するのが何か。
やっぱり、それがスポーツである以上、企業にとってのシンボルであることを求められる以上、「このチームは、ここに在って活躍することによって、これだけの価値をあげられるのだよ」ということを、わかりやすい形で示すことしかないんだろう。
ブコメより。
cana 公式にも載っていません発表もされていません。「検討」は「検討」であって「決定」ではありません。なのでがんばる。 2009/04/01
はてなブックマーク - V4度のNEC男子、廃部を検討/バレー - スポーツ - SANSPO.COM
観る者はちゃんと見えるところに、示すしかないんだろう。この週末、NECが戦う試合を見に行く以上。
幸い、NECスポーツなるところは、成績を上げたチームに対しては逆転のあるところだろと。
署名活動とか、メッセージを集める活動とか、いろいろなことが始まっている。署名.TVにもプロジェクトがスタンバイしている。自分がナニヲ出来るのか、についてはいろいろ揺れ動いているが(心情的には、このコメントで書かれていることあたりに頷くことはあるのだが、既にそれをどうこう議論できる時期ではなく…)、模索をすることと、書くことは、なんとかしていきたいと思っているこの頃なのである。
すべての
バレーボールを愛する人々が
幸せにそのベストを尽くせますように
繰り返しながらだんだんちいさくちいさくなっていくことは、止めなければならんのだ。