/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

天皇杯皇后杯1/2雑感(なげぇ

結局かなりの数のチームを見ることが出来たような気がする。まるっきり見られなかったのは、男子だと東海と三好、くらいかなぁ。
見た試合について徒然に。

FC東京3-2サントリーサンバーズ

第1セット FC東京25-22サントリー

FCT)山内→福田→加賀→阿部→伊東→大庭 L中谷
SNT)桑田→山村→上田→越川→鈴木→吉田 L佐別当
交代:FCT:阿部←→高取
フルパワーのチャントに「本気で日本一を狙ってみないか?」と書かれた横断幕。年が明けたなぁ感満タン。
飛車と角をベンチに置いた横綱サントリー相手に、FC東京は粘り強く食らいつき、常にリードを保ちながらこのセットを逃げ切った。
サントリー、スタメンセッターが吉田譲、そのサーブにかなり苦しめられると思ったのだが、実は上田のサーブからの得点のほうが多く、その対策に苦慮していた感があった(その後も越川よりむしろ山村のサーブが怖かったり)。東京は、じわじわと力がついてきているというかコンディションがあがってきているというか。

第2セット サントリー25-20FC東京

SNT)栗原→桑田→山村→上田→越川→鈴木 L佐別当
FCT)山内→福田→加賀→阿部→伊東→大庭 L中谷
交代 FCT:加賀←→高取 SNT:鈴木→吉田、栗原→二木(実質2枚替え)
サントリーがセッターを栗原に交代させてスタート。13-13からサントリーに連続得点を許し、その後点差を縮めることが出来ないままであった。
サントリーの高さが圧力になってきたのか、相手が本気を出してくると苦しいのか、と、このときは思いかけていた(とはいっても随所に光るプレーはあった)。
それにしてもワロタ「7番知ってる〜雑誌で見た!カッコイイ!」(by La7のどなたか)

第3セット FC東京25-17サントリー

FCT)山内→福田→加賀→阿部→伊東→大庭 L中谷
SNT)桑田→山村→上田→越川→鈴木→栗原 L佐別当
交代 FCT:大庭←→橋場
びっくりするほどFC東京ペースの展開。2度目のテクニカルタイムアウト(16-13)後、阿部、加賀などのアタック、福田のサービスエースなどで2回の連続得点機会があり、ここでサントリーを一気に引き離した。

第4セット サントリー25-23FC東京

SNT)栗原→越川→山村→メロ→荻野→鈴木 L佐別当
FCT)山内→福田→加賀→阿部→伊東→大庭 L中谷
交代 FCT:福田→益永、大庭←→高取、加賀←→橋場 SNT:山村←→吉田、栗原←→二木
いよいよサントリーは現状*1考え得るベストメンバーに。
初めて8点のテクニカルタイムアウトサントリーが取る。その後更にメロのブロックや越川の強打などで連続得点したサントリーが、一時はそのリードを6点まで広げた。
しかし、FC東京はそこで福田を益永に代えて高さを出したり、ピンチサーバー橋場が土壇場でサービスエースを決めるなど、粘りに粘って2点差まで挽回した。この粘りがファイナルセットに繋がることとなる。

第5セット FC東京18-16サントリー

FCT)山内→福田→加賀→阿部→伊東→大庭 L中谷
SNT)越川→山村→メロ→荻野→鈴木→栗原 L佐別当
交代 FCT:大庭←→高取、阿部←→橋場、福田→益永 SNT:栗原←→二木、鈴木←→吉田
ファイナルセットは、最初から最後まで手に汗握る大激戦となった。FC東京が13-11と一歩抜け出した(高取、橋場の両ルーキーがピンチサーバーとして果たした功績は大きい)が、すかさず3連続得点のサントリーが13-14と先にマッチポイントを握った。ここから阿部が打ち切って14-14。サントリーはメロが決めて14-15とまた抜け出したが、その次のピンチサーバー吉田のサーブを上手く処理し、また阿部が決めて振り出しに。加賀がブロックを決めれば越川が容赦ないのを叩き込む。更に阿部が決めてもう一度FC東京がマッチポイントを握る。ここで福田→益永。益永加賀阿部(順不同)と並んだ前衛はかなり高くしたライン。最後はその益永がブロックを決めた。
確かに頬をつねったら痛かったので、夢ではなかったのだろうと思う。
FC東京は「ハァッハァッハァッ…立ち合い思い切ってアタマでぶつかって、自分の相撲をとることだけを心がけました…ハァッハァッハァッ」という感じだったのだろう。
…で、明日は三好と?なんか入替戦で当たって、そのあとも黒鷲で当たって、なんちゃら縁だなぁ。なんか…夢から急に現実に引き戻された気がするのですが気のせいでしょうかっと。
#実は試合直後のブギウギも初めての体験(聞いたことは数知れずorz)きょうの音頭取りは橋場。

JTサンダーズ3-1立命館大学

JT)宮下、小川、丹山、直弘、田村、パンテレイ、L後藤
RIT)野々村、岡西、奥平、上田、高濱、関、L湯野
リッツさんは新チームもリッツさんだった。直弘復帰戦?とか、サマーでも見られなかったリベロ後藤とか、「攻」という字が背中にでかく入ったTシャツ着た加藤がベンチ外だったとか、JTにもいろいろと気になるところはあったのだが、ふとサブコートが見たくなってそちらに向かったので「リッツがセットを取ったところ」は見逃した。
この頃、女子の筑波は武富士と、NECは松蔭と対決していたのだが、それぞれ健闘するも差はけっこうついてしまっていた(松蔭は善戦していたセットもあった)。もう少し経ったらネットの向こう側にいるであろう澤畠とか、きょう久光で出ていた平井(スタメンですたか?あまりよく見られなかったのだが)とか、NECの司令塔である秋山などの名を出すまでもなく…女子の大学の(選手の)レベルが云々と軽々しくいうなかれ、とは常々思う。そういう選手の多いチーム(ぶっちゃけ車体)が現在台風の目なんでそ?プレミアでは。

豊田合成3-0早稲田大学

途中からだったのでスタメン不明。早稲田のボーズの人の背番号を見てぶっとんだりした。合成の第3セット、セピア多め。

堺ブレイザーズ3-0福岡大学

SKB)澤畠、石島、千葉、エンダキ、金井、伊藤、L増野
FKU)井上、関、前園、松野、中崎、松崎、L足立
両チームの力の差は大きかった(まさか福大、セッターがいちばんでかいのか…と思ったところ、実際そうなのかもしれない。松野って富士通6人衆のひとりですなぁ)が、福大が妙にポジティブでそこに笑顔が絶えなかったことが印象に残っている。
1セット見てからメインコートに戻ったのだが、その後堺はベンチ入り全メンバーを出したというではないか。

パナソニックパンサーズ3-0きんでん

PNS)岸本、宇佐美、山本、白澤、森田、谷村、L小糸
KND)木村、福冨、今田、中西、鮎川、塩、L山下
地域リーグの時より応援団がでかかったような気がする、ちっちゃい太鼓込みのきんでん(地域の番人)応援団。パナに対してかなり粘った局面もあり。このチーム、年に1度くらいはこんな感じで見たいと思うのだが、ことしの地域は微妙だなぁ…
パナはこれまたお久しぶりねの山本登場。第3セットは今井にスイッチしていた。セッターも宇佐美→岩田になってたり、岸本→川村だったり。

NECブルーロケッツ3-0大同特殊鋼レッドスター

NEC)細川、高橋、大角、松本、金子、ボイ、L古賀
DAI)倉田、若山、橋満、淡田、上野、小林、L平井
大同の大同らしい局面は最後にちょっと見られたのみで、個人的にはかなり残念ではあった。中抜け的観戦で、NECは最後鈴木が出ていたのは憶えているのだが、どういう交代スタイルだったのだろう。

東レアローズ3-0新潟教員

第3セット途中の出場メンバーメモ(東レのスタメンは参謀さん参照。しかしあの質問にコバ氏がどうお答えになるのかキニナル)
TOR)富松、齋藤、阿部(→山本)、金丸、角田、米山、L田辺
NIG)斎藤、根布屋武、千葉、根布屋匡、澤田、沼田、L新保
ちょっと見ただけ。もうちょっと見たかったのだがこのタイムテーブルじゃこれが精一杯>新潟

*1:津曲はベンチアウトなので入れようがない