ヴォレアス・サフィルヴァ・サンガイア。3チーム、一同に会す 2019サンガイア留萌合宿3日目
3日目の午前は、早めの9時スタート。夕方まで緊迫感のあるスケジュールが目白押しの1日で、ギャラリーも、午前中からかなり多かった。
サフィルヴァ北海道とは午前中4セット、昼を挟んで午後から2セット。
- サンガイア26-24サフィルヴァ
- サンガイア25-21サフィルヴァ
- サンガイア25-18サフィルヴァ
- サフィルヴァ26-24サンガイア
双方いろいろな布陣で、殊にサンガイアに於いては実験的な布陣も見た感。サフィルヴァは留萌に来ていたセッターが清水だけで、ずっと上げていた。プルークも不在だったので、V-THEATERで出番のなかった山口がけっこう出ていた。
昼を前に衝撃のアクシデント(奥村のブロードが青島リベロの顔面の微妙?なところに直撃。つくば側から「顔取れちゃった?」と衝撃の問いかけ。いや、顔は取れません)。そのまま病院に行ったが大事には至らなかったようで、きゃぷてん、午後も元気に姿を見せていた(でもこわいよう)。
午後、隣のコートにヴォレアスが集合し、アップを始める中で、更に2セット。
- サンガイア25-22サフィルヴァ
- サンガイア25-20サフィルヴァ
このセット終了後、留萌に集ったこの3チームで、記念撮影と相成った。興奮した。
せっかくなので全員書いてみよう。敬称略。
- 前列左から、浜崎、瀧澤(サンガイア)、青島(サフィルヴァ)、曹、須藤(サンガイア)白戸、河西智*1、森元、神園、清水(サフィルヴァ)
- 中列左から、土井、佐藤、野島、小針(サンガイア)、奥田、小林、山口、吉田(サフィルヴァ)、関根、藤村(ヴォレアス)
- 後列左から、内海、鈴木、奥村、桝谷、勝本(サンガイア)、笠原(サフィルヴァ。顔隠れてマフラー掲げてる)白石、加藤、田城貴(ヴォレアス)、三浦(サフィルヴァ)、ハン、辰巳、戸田、佐々木、田城広、山口、家近、古田(ヴォレアス)
不肖わたくしなどが北海道でバレーを見ようとし始めて8年、サンガイアが留萌に来るようになって6度目にして、このようなシーンを目の当たりにすることになるとは、夢のようである。そして、それは、これからだんだん増幅される夢なのだろうということを、大いに実感できた、この日の試合の内容だったのだと思っている。
ヴォレアスとは3セット。
- サンガイア25-21ヴォレアス
- サンガイア25-20ヴォレアス
- ヴォレアス25-21サンガイア
サンガイアは昨日戦って、そして考えて、そこからひとつ掴んだものもあったのだろうと思いながら見ていた。
考える、悩む、見る、話す、定める。いろいろなことが、瞬時のうちにそこで繰り返されている。のだ。
試合が終わったら、地元の高校生と、バレーを愛好する方々との交流で、サンガイアは計2セット戦った。ポジションをシャッフルした(さらに、五十嵐コーチコートイン!)和気あいあいとした雰囲気の中であったが、昨年に続きバレー愛好者チームからはセットを失い、今回はワンマンがちょっとあったのである。
サンガイアの方々は、その後一緒にプレイした地元の方々と交流を深めたようである。あいにくの空模様ではあったものの。
いよいよ、サンガイアの合宿も、あとは午前練習1回を残すのみとなった。たのしいことはみじかいのだと、見る側は勝手に思っている。
*1:あれっこうめいは
「選手たちは、選手になった今も、ずっと練習を続けています」サンガイア留萌合宿2日目(9/5追記)
合宿2日目はAMにバレーボール教室、PMにヴォレアス北海道との練習試合、というスケジュールであった。既にカメラに入れているSDカードは、収拾のつかない状態になっているが、それはさておき。
きょうは始まりが早いので詳細は追記するとして、タイトルに記した、バレーボール教室閉講式での元さんの挨拶が、きょう1日見ている中での大きな通しのテーマになったのかなという感覚がある。バレーボールを通じて悩み、考え、前に進んでいくこと。それはバレーボールばかりではなく、様々な局面に活きるということ。
午後のヴォレアスとの試合でも、いっぱい「局面」を思ったなあと。実はサンガイアは6回目の留萌合宿なのだが、実際にリーグで対戦するチームと試合をするのは、これが初めてなのだなあと。
続きを読む残暑なんかない。あるのはコートの熱気だ。2019サンガイア留萌合宿1日目
ことしも留萌にやってきた。8月、夏合宿のはずだが、夏要素はどこにある。朝、ラジオで「きょうストーブ入れました」という道東方面からのメッセージが読まれていたのを耳にしながら、昼前に留萌入り。学生選抜の到着を見届け、久しぶりの店でランチをいただいてから(今回は蛇の目スタートではありませんでした)、サンガイアの到着を待つ。雨が降っていた。
到着したサンガイアは、少しずつピッチを上げながら、練習試合に向けて体を動かしていた。ことしは監督、コーチが揃っての留萌入り。その体制に安定感と強烈な推進力を思いつつ、きょねんの状況がたいへんであったなあとしみじみ思うなどした。
学生選抜は監督、コーチ、マネージャー、選手14名でやってきていた。会場にある資料によると18名の名前があった。ことしは国体と5学連(このあとすぐ。8/27から愛知で開催)のメンバーがけっこう重なっているようで、混ざった状態で臨んでいたようだ。
双方ともいろいろな布陣で戦った。サンガイアにはポジションに拘らない起用も見られた。
- 学生選抜28-26サンガイア
- サンガイア25-21学生選抜
- サンガイア25-22学生選抜
- 学生選抜25-23サンガイア
- サンガイア15-10学生選抜
18時半頃に学生選抜が帰路につき、サンガイアの何名かはそこから30分くらい自主練習を続けた。それぞれのテーマを見据えながら、の貴重な時間を垣間見ることができた。合宿は始まったばかりだが、今季にかけるもの、期するものを、例年にまして、そこにみているように思う。
2日目は午前中バレーボール教室、午後からはヴォレアス北海道が旭川からやってきての練習試合である。夏ではないのでくれぐれも風邪引くなよー、体調保ちながら合宿乗り越えてよー、と思う。
残暑はないけどコートは熱い。そして体育館の中は若干蒸す。観る際は、上着を持って脱いだり着たりできたらいいのかと思う。
ヴォレアスと、サフィルヴァと
今週も旭川にいる。
今週こそピストン往復日帰りでも良かったような気がするが(そもそも日曜だけ行こうと思っていた節はあるのだが、きょう会見があるのだというので)、いろいろな手違い(ということにしておこう)で、今は旭川の宿にいる。サフィルヴァを扱った日刊スポーツの記事が出たというので(しかも裏一面にだ!すごい)、駅前のセイコーマートで買ってそれを見てた。
きょうの旭川はV-THEATER初日。アリーナは既に設営されていたし、文化振興事業「ぶんか体験コレクション」というイベントがおこなわれていた。様々な催しがあった。そんな中で、13時から新入団選手の発表会見があるというので、きょうも旭川に赴くことにしたのである。時間的に急がなかったのでバスで向かって、たぶん2年ぶりくらいで「北の富士 櫻屋」(元横綱北の富士勝昭さんは旭川出身なのである。確かその親族が営んでいる)でランチのきしめん(夏なのであえての火鍋きしめん)をいただいた。リーグの頃にはぜひちゃんこ鍋を食べに行きましょうと言いたいところだったが、わし旭川にはいかないのだろうなシーズン中は、というような。
そのまま歩いて大雪アリーナに向かって、ことしもヴォレアスの赤いバスを横目に見ながら会場へ。冷たいものを食べたいなと思ったのだが、会見前なのでなんとなく自重して、そうはいいつつ久しぶりのベリースカッシュをいただく(飲食は現金OKだった。プリペイドカード要なのはグッズだけか?!)。展示されている車だとか、絵を描く方々だとか、踊るキッズとそれを導くキッズとか、ボイパとか、いろいろぐるっと回っていたら、時間になって、会見が始まった。
こちらにステイすることにしたので、と、慌てて荷物に追加したPC(今これを入力している)がええ仕事をした。というか、これがなかったら何も書けなかったなあという感じ。いろいろ調べていたら、奥様のシャツネームがそれに変わっていたということに今更目がまんまるになったりした次第。
よくよく考えると、同じカテゴリで初めてハンさんこんにちはするのはサンガイアになるんだなあと。昇格して外国人枠でMBを採ったといえば、ちょと前のVC長野を思い出すなどしたのだが(こちらも奥様がプレイヤーだなあと)、それは今のこのカテゴリには強烈なインパクトなのだろうな、とは思った。
さて、明日は、いよいよヴォレアスとサフィルヴァとの対戦である。言いようのない興奮に包まれている。その試合の解説席に座るのが倉内さんであるということにも言いようのない興奮をおぼえているのである(まことに僭越ながらしゃしんを提供させていただきましたがもっとすてきなしゃしんを見ているのを思い出すなどした)。
バレーボールというのは海を渡って観に行くものだという感覚のあった自分にとって、ことしは夢のような時間を過ごしているような気がするだよと。ということを、こちらのツイートを拝見して、何度も何度も繰り返し感じたのであった。
北海道ダービー。生まれ育った場所でこんなことがあるなんて少年時代の自分は想像できない。ヴォレアスは今年から同じリーグで戦える。サフィルヴァは小、中のアンダーカテゴリーで在籍してお世話になったチーム。Vリーグ、そしてバレー界の発展のためにも最高な場です。
— 桝谷周呈 (@SYT3_MSY_3) August 16, 2019
私にとって素晴らしい刺激です https://t.co/oFLAPeC7zc
明日は、現地に居合わせられる者の一人として存分に愉しみたいと思うし、ペンとカメラを持つものとしてすこしでも多くのことを深く伝えられるようにがんばってみたいと思っている。
来週のことを思うと小刻みにわくわくどきどきそわそわにやにやしているのは否定しませんがですよ。あ、来週は、留萌です。いよいよの、留萌です。その件は稿を改めて。